ひまわり先生の記事。
大切なことは
何が起きているのかを知ること
そして対処することです
これが緩和ケアです
まさしくその通りですね。
ぜひリプログ元の記事をお読みください。
一般の言葉だと「医師の”見立て”」、医療者ではアセスメントと呼ぶこと、その良し悪しが患者さんの行く末に影響しえます。
最近、ばっちり診断が当たった例が複数あり、良かったと思いました。
ただ見立ては当たっても、即患者さんがハッピーになるわけではなく、今度はそこから「適切な治療」を行う、あるいはそれをしてくれるところにつなぐことが重要で、そこにも力量が試されます。
ひまわり先生が泌尿器科や放射線科に紹介されたように、正しい見立てに立脚した治療と紹介先が合っていれば、患者さんの改善可能性は高くなります。
あとは伝え方ですよね。
例えば痛みが転移からとわかっても、ぶっきらぼうに「転移ですね」と伝えれば、衝撃を受けられるかもしれません。
よく知りたい方も、あまり知りたくない方も、とてもよく知りたい方も、全く知りたくもない方もいる。
合わせた伝え方を考慮しなければなりません。
人を相手にすることですから、このように診断・治療と、その実践、伝え方……と専門家はたくさんのことに目配せしていますし、処理する情報量が多いので脳はフル稼働しますし、情緒的な配慮も欠かせません。
下の関連する内容の動画もご覧になってください。
昨日もある会合でお話ししましたが、一切そう見せずとも、実は医師もいろいろなことを考えているものなのです。
その「いろいろ」の量が多い医師が(その分野の)専門家と言えるでしょう。