なお、正確には「安楽死」ではなく「自殺ほう助」ですね。
私が「スイスを緩和ケア後進国」と決めつけているならば失礼極まりないですが、そうではありません。
スイスインフォ(スイス公共放送協会の国際部)という国外向けにスイスのニュースや情報を発信するウェブサイトのニュースタイトルが、下記です。
英題も「Why is Switzerland behind in palliative care?」です。
ただ、後進国は言い過ぎで、最先進国からは少し遅れているという水準ではあると思います。
皆さんはなぜ、最先進国より後れていると思いますか?
スイスは自殺ほう助で有名です。
ディグニタスやエグジット等という団体が、それを支援しています。
ディグニタスは国外からも利用できますが、エグジットはスイス国籍者か永住者に限定されているそうです。
自殺ほう助の合法化は1940年代と歴史があります。
一方で緩和ケアの強化は2010年頃からだそうです。
さて、改めて、「なぜ緩和ケアの普及が遅れたのか?」
皆さんもご回答を用意しつつ、下記をご覧ください。
安楽死や自殺ほう助の制度があるなしにかかわらず、緩和ケアは必要です。
実際、スイスでたどり着いて来ているのもそこのようです。
なお、なぜ距離を隔てたスイスと日本が「”隣”の芝生は青い」のか。
実はあることでは、隣り合っているのです。
ぜひご覧ください。

