北海道地震からの復旧を願っています。
広大な土地を擁する北海道は、人口あたりの医師数は全国平均ですが、面積あたりで見ると全国最少です。
大都市に医療資源も集中しており、日本全体でも「都市と地方の差」の問題がありますが、北海道内でも地域格差が指摘されています。
医師数は二次医療圏別で見ると、最高の上川中部圏(旭川など)と最低の根室圏では約3倍の格差があるとのこと。
在宅で最期を迎える方も、全国平均の半分程度ですが、これは土地の特性が関係しているものと考えられます。
現在、北海道函館市を舞台にした漫画『はっぴーえんど』<魚戸おさむ作>(在宅緩和ケア医が活躍)を監修中です。
なお写真は道東の標津町の風景です(今夏撮影)。
ここを通って行った川北温泉は良い湯でした。
データから読み取れる北海道の緩和ケアです。
北海道の緩和ケアの実践に秀でた医療者の情報があれば、ぜひお寄せください。現場の生の声に勝るものはありません。