緩和ケアは、地域ごとによって普及度が違います。
同一県内でも場所が変わればまったく違うということも普通です。
したがって、一概に「◯◯県はこう」と断言できない側面もあります。
緩和ケアの臨床に通じた医療者が、病院(及び緩和ケアチーム、緩和ケア外来)、ホスピス・緩和ケア病棟、在宅医療機関に分散して存在していると、その地域の緩和ケア支援体制は一般に優れていると言えますでしょう。
私も遠隔診療(オンライン診療)を用いて、様々な場所で緩和ケアが行われるのを支援したいと考えております。
その点で、全国それぞれの地域の緩和ケア提供施設の情報は非常に重要です(それで情報収集しています)。
今日はデータから読み取れる埼玉県の緩和ケアについてお伝えします。
東京の隣県ですが、埼玉県もかなり特徴的な要素をいくつか有しています。
緩和ケアの実践に秀でた医療者の情報があれば、ぜひお寄せください。現場の生の声に勝るものはありません。
なお新たに設けた診療所は池袋駅から近いので、埼京線・湘南新宿ライン・西武池袋線・東武東上線などからのアクセスも良好です。