神経難病として知られる筋萎縮性側索硬化症―ALS。

 

同疾患も緩和ケアが必要な病気です。

 

下記にて説明しました。

 

【緩和ケア医解説】筋萎縮性側索硬化症(ALS)の緩和ケア

 

ALSの主診療科である神経内科医の先生も、私のような緩和ケア医が患者さんに並行して関わることに期待してくださり、同病の患者さんの診療経験も数多くあります。

 

ALSの患者さん及びご家族は、今後予測されうることに備え、様々な厳しい決断をしていかねばならないという特徴があります。

 

症状緩和としては様々にできることもあり、緩和のスペシャリストとしてそれを保証することが、一定の安心につながったと考えております。

 

例えば、もし人工呼吸器を付けないという決断をした場合に、相当苦しむのではないかと恐れられる場合も、最後まで症状緩和のためにできることはあると保証することができます。

 

なお海外の文献ではがんに対して行うような鎮静に関しても普通に言及されており、最後の高度の苦痛に対して選択肢とされています。

 

ぜひご覧ください。