「この薬って強い薬ですか?」
そう尋ねられることがあります。
この質問、実はなかなか答えるのが難しい質問です。
効果は確かに強い。
そう思って、
「(効果は)強いですね」
とお伝えすると、
「強いんですね(ということは副作用も?!)」
と患者さんやご家族が捉えてしまうことがあるからです。
「ひょっとして副作用もですか?」
と尋ねてくだされば良いですが、そうではないことがほとんどです。
後日、「怖くなって飲みませんでした」「不安で止めました」となってしまいがちなやり取りであります。
それなので、「この薬は強い薬剤ですか?」と尋ねられたら、効果はよりある一方で副作用がそれに比して増えるわけでもない、と補足して説明するようにしています。
あるいは「どういう意味で強いと仰っていますか?」と尋ねるようにしています。
言葉は容易ではない側面もあり、思っていることがずれないように日々留意しています。