診療での一コマ。



日本に帰化して、在住半世紀以上の外国出身の方。



診察時にひと言。



「日本は、もっと良くならなければならない」



「でも、他人事じゃだめ。決めているのはあなた達」



ご自身の病気が良くないことは、誰よりもご本人がわかっていらっしゃいます。



覚悟もされている、その雰囲気が痛いほど伝わって来ます。



一方で彼は、一般的な日本人よりもずっと、日本のことを案じています。



少しでも良くなってほしい、と。



そんなことは不可能ですが、テレビの前で語っていただけたら、無関心の人も何かが変わるのではないか、それくらい熱い語りです。



来るべきものも見据えながらなお、少しでも良くなってほしいと綴る言葉は情熱に支えられています。



聞けば、心を動かされる方もたくさんいるのではないでしょうか。



日本の数々の問題点を指摘し、最後は私たちの目を正面から見据えておっしゃいました。



「未来を決めるのはあなたがただ。頼んだよ」


参政権が若人にも拡充されます。


選挙にも税金が使用されます。


無関心が一番の敵です。


投票率が少しでも上がることを願いたいですね。