皆さん、こんにちは。大津です。



毎年度6~8回の緩和ケアセミナーを始めて、早5年目。



4年間でのべ2千名近い方々にご参加頂きました。



おかげさまで、疼痛、消化器症状、呼吸器症状、精神症状、鎮静、栄養、コミュニケーションの技法、地域連携の考え方、スピリチュアルケア、臨死期のケア・・・などの2年完結で緩和ケアのトピックをひと通りおさえた講義も2巡しました。



ただ、常に新しいことに挑戦しなければ、飽きられてしまうのではないかという危惧あり。



また緩和ケアの担い手の輪も広がり、今やキラ星のごとき、臨床も講義も上手なスタッフが多く仲間に加わってくださったこともあり。



そして院内の勉強会は年々充実し、より地域還元型の講義が重要なのではないかと思ったことなど。



そこで明確に、地域向け、かつ私大津が単独講師ではないセミナーとして、今年度はリニューアルしました。


また最終回には、お悩み解決カンファレンスを計画しています。


詳細は下記です。


平成27年度大森病院緩和ケア公開セミナー


毎月火曜18時は緩和のセミナー!


からちょっと曜日は多様化しましたが、引き続きどうぞよろしくお願いします。


事前申込みはなんと、80名もの方から頂戴しました。


申し込み締め切りは開催一週間前なので、今回は締め切りになってしまいましたが、


今年は薬剤師、心理士、栄養士、理学療法士と多彩なメンバーによる面白い講義が控えています。私自身がこの人から聴きたいという当院の選りすぐりのスタッフに講義をお願いしました。


どうぞご期待ください。



それでは皆さん、また。
失礼します。



追伸 先週木曜日には国立国際医療センターの研究会にて当院の緩和ケアチームの取り組みについて発表させて頂きました。国際医療センターさんも、他の病院さんも、緩和ケアチームが熱意をもって院内緩和ケアの普及に努めている様を強く感じ、私自身が励まされる思いでした。講義でご一緒させて頂きました皆さん、ありがとうございました。