今日で3年です。


震災で亡くなられた方に深く哀悼の意を表します。


また生活が傷つけられ、今もなお大変な時間を過ごされている被災された皆さんに、幸せが訪れますように心から願い、祈ります。


今年も梅の花が咲きました。





梅の香りはどこか懐かしい香りがします。

様々な思いで、梅の花を見上げられている方がいらっしゃることでしょう。


先日、カタールにある放送局のアルジャジーラの英語ニュースに下記のようなものを見つけました。

Has Tokyo lost its fear of nuclear energy?

東京は原子力への恐怖を失ったのか? というニュースです。


こういう一節があります(原文は英語。拙訳)。

「原発の事故が起こってから避難している”原子力難民”はおおよそ15万7千人に及ぶ。5万6千人は未だ避難をしておりその大部分は福島県に留まっている。しかし電車で東京から北に90分の距離にある、彼らの破壊された生活の現実は、首都の住人から100万マイル(160万キロ)離れているように見える」


人は傷みと向き合い続けることは困難です。

忘れたいこともあるでしょう。

しかし私たちは既に一度大きな失敗をしていることを忘れてはいけないと思います。

それでも失敗を忘れて、何度も同じことを繰り返す、これが人の業といえば業なのでしょうが、歯がゆいものです。

少しずつ世の中が良い方向へ進んでゆくことを心から願い、自らのできることをしていきたいと思います。


それでは皆さん、また。
失礼します。