皆さん、こんにちは。大津です。


散歩に出たら大雨。

不安定な天気ですね。

皆さんも体調管理にはお気をつけください。


土屋アンナさんの一件、大変なことになっていますね。
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いきさつはこちら

原作者の濱田さんの言葉はこちら
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日本一ヘタな歌手☆濱田朝美ブログ☆


昨日はネットで極端な論調が流れましたが、事務所の声明で90度、濱田さんの言葉がブログに出て180度転回しました。

新刊『傾聴力』でも書きましたが、私たちは立ち止まって物事を考えねばならない時代に来ています。何かに対して即反応するのではなく(確かに最近のネット上の諸ツールはそれがウリでもあるわけですが)、「背景」を考えることが重要です。


幸いにして、僕は幸せな原作者をさせて頂いたので、濱田朝美さんも大変なご経験をされたな・・と感じました。

そう、一度原作者を務めたことがあります。

ブログの読者さんは覚えておいでの皆さんもいるかもしれません。

2010年末に東京の新国立劇場で上演された舞台『最後の一枚の絵』(原作『死ぬときに後悔すること25』)です。
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その模様はこちら

素晴らしい舞台でしたし、プロの演技・歌には本当に感動し、心が揺さぶられました。
皆でひとつのことを創りあげてゆく、それは私たちの働く医療現場でもそうですが、そのプロセスに感銘を受けたのです。

そして脚本家の元生さんは、原作者の私の言葉に優しく耳を傾けてくださり―まさに「傾聴力」でした―素敵な言葉を紡ぎだしてくださったことを思い出します。

そんな原作者と、脚本家・監督の協働作業の中に、さらなる作品の魅力が待っているのではないでしょうか。原作の中に眠る魅力を引き出すのは、きちんと原作者から話を聴く脚本家や監督の『傾聴力』如何によっているのではないかと思うのです。

そういえば
原作関連の話と言えば、有名なのは佐藤秀峰さんの「海猿」問題ですが、今日は佐藤秀峰さんのプライベートな話題もポータルサイトのトップページに出て、不思議な連関です。余談ですが、『ブラックジャックによろしく』のがん医療編が、緩和ケアの道へ進む後押しの一つとなりました。だから僕はブラックジャックが強い動機になった『ブラックジャック世代』(の一番下)ではなく、ブラックジャックによろしく、略して『ブラよろ世代』(の、たぶん一番上)です。


それでは皆さん、また。
お出かけには小傘を忘れずに。
失礼いたします。