皆さん、こんにちは。大津です。


熱中症に注意しなければならない日が続いています。
皆さんもどうかお気をつけください。


さて今週、今夏の最終作である『傾聴力』が
発売になります。

ネット書店での予約も始まっています。

アマゾンがこちら
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楽天がこちらです。
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街の書店さんでも今週には並ぶと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


話の聞き方。

たくさんの情報が広まっています。

日常生活で。
あるいはビジネスで。
あるいは専門的場面で。

私が皆さんにお伝えしたいのは、
汎用性があるけれども、上記の
ようなものとはちょっと毛色が
異なる、
「相手を元気にする聴き方」です。

そしてまた、困っている方を
相手にした時に、きちんと
逃げないで話が聴ける
、そんな
方法です。


これから日本は世界でも未曾有の
高齢社会を進んでいきます。
自分が、あるいは家族が、老病死
に伴う苦難を経験することは必至
です。あるいはそうでなくても
大切な人、友達、そんな方々の
悩みを聞くことは誰にでもある
経験でありましょう。

そんな時に、自らを助け、そして
また大切な人を支える一つの方法。

それが今回『傾聴力』で記した
方法です。

あえて言います。
これが、
本当の話の聴き方の一つです。

そしてこの聴き方は、私が従事して
いる緩和ケアの技術そのものです。
それが様々な状況や場面に活かせるのです。


常々皆さんにお伝えしてきた緩和の両輪、

◯ 薬剤などの知識・使用法
◯ コミュニケーション、端的には
話を聴くこと

の前者は
『間違いだらけの緩和薬選び』で
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後者を『傾聴力』で
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注ぎこめるものはしっかり注ぎました。

新著『傾聴力』は一般書ですが、
もちろん専門書としても読めると思います。
一般の方にも、実際に仕事で今、苦悩する方々を
支えている方にも役立つのではないかと思います。

それでは、
『「いい人生だった」と言える10の習慣』
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これと新著『傾聴力』との関係とは何か?


そうなんです。

『傾聴力』にも、もちろん、私がお伝えする
話の聴き方で
何人かの方を支えたエピソードが出て来ます。
論だけでは終わらぬ、実践のお話が挿入されています。


実は
『「いい人生だった」と言える10の習慣』
に出て来るエピソードの中、私と患者さんたち
との会話、あるいは私とご家族たちとの会話、
それに『傾聴力』で記した「傾聴」ー話の聴き方ー
が使われているのです(それこそ仕事にしている方
ならば、どこにどういう心技が使われている
のかを二書を対照させながら読むと面白いでしょう)。

『「いい人生だった」と言える10の習慣』は
『傾聴力』に出て来る「傾聴」の実践編として
読める内容になっているのです(『傾聴力』にも
数々の事例が出て来ますが、これだけでは足りない
という方にも好適です)。


これが、この2冊には強い結びつきがあると
言っていたことの答えです。


『「いい人生だった」と言える10の習慣』では
私や私の仲間、あるいはご家族との対話を通し、
それぞれの真実と、それぞれの道を見つけられた方
の話がいくつも収載されています。

その中で聴き手が、意識的に、あるいは無意識的に
行ったのが、『傾聴力』に記した「傾聴」の力です。


人が人を支える方法のひとつをお伝えする『傾聴力』

それを通して、それぞれの答えを見つけていった方たち
のエピソードを描き、また支援者たちの傾聴をなぞった
『「いい人生だった」と言える10の習慣』
(もちろん、どんな習慣に気をつけたらいい人生を
送りやすくなるのか、というのが表のテーマですし、
そうやって読んで頂いて良いのです。けれどももう
ひとつのテーマがある本なのです。そのもうひとつ
が、傾聴の実践を描いている、ということです)

姉妹である二書をよろしくお願いいたします。

これで
緩和の薬剤の技術
緩和のコミュニケーションの技術
をお伝えする三書が揃いました。

どうか様々な場面でご活用頂ければこれ以上の
喜びはありません。


それでは皆さん、また。
いつもありがとうございます。
失礼します。