雨上がり決死隊の・・
というよりもはや説明不要の
人気者・宮迫博之さんが
胃がんと診断されたそうです。


報道によると早期とのこと。
本当に良かったです。

人間ドックでわかったとのこと。
6年ぶりに受けて、判明したそうです。

運ですね。
素晴らしいと思います。

それにしても有名人は大きく病気も
取り上げられて大変です。
ストレス少なく療養が送れることと、
また早い快復を祈りたいと存じます。


この件に関連して興味深いのは、
テレビで
「ダイエットもしていたのに」
「健康に気を遣っていたのに」
という接頭語付きで報道されて
いたことです。

それなのに、あの病気になった、
という紹介のされ方。


どれだけ健康的な生活を送ろうが、
どれだけ運動をしようが、
なる時にはなる、それががんです。

だからこそ、自治体で施行している
ような、メリット>デメリットと
考えられる「検診」をきちんと
受けることが重要です。

がんになりにくい生活、というのは
ありますが、どれだけそのような
生活を徹底しても、なる時は
なります。

なにせ累積がん罹患リスクは、
50歳までが男性2%、女性5%、
生涯では男性54%、女性も
41%とされているのです。
↓↓
細かい統計はこのようなページで
公表されています


基本なる、と思っておいたほうが
良いでしょう。1/2なのですから。

そして宮迫さんも2%、つまり
2/100のほうに入ったわけですが、
それでも1/50の確率ですし、
50人に1人というのはけして
少なくない数字ということがご理解
頂けるのではないでしょうか?

だからと言って、
被曝量が多い種類の人間ドックを
密集した間隔で受けるのは
デメリット>メリット
となってしまいます。
まずは(同じでは)厳密に検証されている
定められている自治体「検診」を
所定の年齢になったら
しっかり受けるべきだと思います。

あとは自らの体調にもある程度は
気を配り、異常が続くならば
病院を受診したり、被曝量が少ない
人間ドックを選んで受けたりなど
するのが良いと思います。


極めて健康的な生活を送れば
がんにならない、というのは幻想
でしょう。
「ダイエットもしていたのに」
「健康に気を遣っていたのに」
”がんになった”という報道に
違和感を覚えたので、記しました。

意外に「病弱だった私はこれほど
長く生きるとは思わなかった」という
人もいるのが世の中です。
元気な人ほど、限界まで働いて、
検査等も受けず、気がついたら・・
ということもあるものです。

皆さんもどうかお身体には十分
お気をつけください。
そして調子がおかしい時は
早めの病院受診をお願いします。

ただし、身体との向き合い方は難しく、
「まったく気にしないで」気がついたら
手遅れになる人や、その逆の
「何か病気があるのではないか」と
心配で心配で病院や検査が大好き
(それで大丈夫と聞いても不安)な人の
両極をしばしば見かけます。

考え、しかし考え過ぎないバランスが
ここでも必要です。


それでは皆さん、また。
失礼します。