皆さん、こんにちは。大津です。


先ほどテレビを見ていると
若者が貧困で夢を抱けなくなっている由の
番組の放映予定が流れていました。


確かに大変だと思います。

けれども夢は与えられるものではなくて
自ら抱き、それに向かって進むものだと
思うのは気のせいでありますでしょうか。


パキスタンで14歳の女性が頭部に銃撃を受け
現在はイギリスで加療されています。

タリバンの影響力が濃い地域で、
彼女は言論の力で、彼らの振る舞いの問題点を
指摘しました。

14歳の彼女は、11歳から積極的な活動を
行なってきたそうです。

タリバンは女性教育を禁止しました。
また野蛮な行為を施政下の地域で行いました。

彼女はそれらに闘い、そして銃弾に倒れたのです。


生まれる国が違うだけで、人は多くの異なる
試練を経験します。時にそれは甚だしく理不尽です。

日本に生まれ育った私からすれば
かの国の14歳の女性マララ・ユスフザイさんの
試練は標準的若年日本人のそれより大きいと
感じます。


シリアでも、若者は大変な状況にありますでしょう。

下記アメリカ国営放送のVOAに報じられる
市街戦の姿も、近代内戦の悲劇を物語っていると
感じます。
↓↓
http://www.voanews.com/content/syrian-rebels-bogged-down-in-aleppo/1529568.html

(一部刺激的な映像がありますので、閲覧には
注意してください)

後半少年が心臓マッサージを受けています。
おそらく助からなかったのではないかと
推測します。

狙撃兵が狙っていますから路上を歩くのでは
なく、建物から建物へと移動せねばなりません。

そして平和への道は遠いです。


国によっては、内戦や宗教的理屈による性差別や、
あるいは労働力として考えられるために
満足に教育も受けられない場所があります。

一方で、日本人は水や空気のように
小学教育や中学教育を受けることができます。

しかし忘れてはいけないのは、
知は力である
ということです。

世界中の若者は、明日を夢見て一生懸命
学業に励み、社会での成功を夢見ます。

日本もかつてそういう時代がありました。

けれども物理的なハングリーが少なくなった
今、知は力であるということを人は
忘れてしまいがちになっているのかもしれません。

しかし社会は動きます。
その時我が身を助けるのは身につけた知識や
経験です。


貧困で困っているという若者は、
どうか努力してください。
自らを助ける能力を身につけることが重要と
思います。
くじけている暇はありません。
人生はそれほど長くはありません。
明日を可能な限り保証するために、新たな
技術を身につけ、「変わらないために
変わる」という不断のアップデートを
繰り返さないといつかしっぺ返しを
くらうのが世の中です。

この何十年かはむしろ私たちは幸せ過ぎました。
基本右肩上がりの何十年かなどこれまでには
なかったのです。本来の姿に戻ってゆくことも
考え、特にこれから何十年も生きなくては
いけない若者は努力せねばならないと思います。

ただそれにしても最初から悲劇的な環境に
置かれている国の若者たちよりは遥かに良いと
思います。
日本という素晴らしい国に生まれたありがたみを
忘れずに、日々生活してゆきたいものです。


それでは皆さん、また。
失礼します。



追伸

そうは言っても、
復興予算の牽強付会的使用(国会答弁を
見ていると腹が立ちますね。一部官僚さん、
本当にひどいですね)や
誤認逮捕及び推測するに自白の強要や
大型殺人犯をずっと野放しにしていたこと
など規律の乱れが散見されるのも日本です。
気をつけねばなりません。