皆さん、こんにちは。大津です。


再度のお知らせです。

今週末、7月28日土曜日、
横浜にて朝日カルチャーセンターの講義を
行います。

内容は下記です。


<以下内容>


医活のすすめ
―終末期医療の現場から賢く医療と付き合うために

講師 緩和医療専門医 大津 秀一

老いによる治らない病気と直面する機会が増えている昨今、私たちは「よりよい人生を送る」ために、上手に医療を使ってゆく必要がある。医療はうまく利用すれば大きな益がある一方で、ひとたび利用法を間違えれば望まぬ生を提供し得るものとして眼前に立ちはだかる。生活の質、人生の質が重視される現在、私たちは自らが望む医療を提供してくれる医療者、医療機関を探し、また賢く付き合ってゆくことが求められている。「医活」が必要なのである。そのためには、医療・医療者についてもっと詳しく知ることが欠かせない。終末期医療の専門家として、1000人を超える患者さんの看取りにふれて来た経験をもとに、適切な「医活」の方法を考える。 
 

■日   時  2012年7月28日(土)13:00~14:30

■受講料  会員 2,730円 ※入会金は5,250円、3年間有効。70歳以上は入会金無料(要証明書)。一般 3,360円

■場  所  ルミネ横浜8階(横浜駅東口)

<講師紹介> おおつ・しゅういち 1976年生まれ。茨城県出身。岐阜大学医学部卒業。緩和医療医。日本緩和医療学会 緩和医療専門医、日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定内科医、日本尊厳死協会リビングウイル(LW)受容協力医師、2006年度笹川医学医療研究財団ホスピス緩和ケアドクター養成コース修了。内科専門研修後、日本最年少のホスピス医(当時)の一人として京都市左京区の日本バプテスト病院ホスピスに勤務したのち、平成20年より東京都世田谷区の入院設備のある往診クリニック(在宅療養支援診療所)に勤務し、入院・在宅(往診)双方でがん患者・非がん患者を問わない終末期医療を実践、2010年6月から東邦大学医療センター大森病院緩和ケアセンターに所属し、緩和ケア副センター長を務めている。著書に『死ぬときに後悔すること25』『感動を与えて逝った12人の物語』(致知出版社)、『死ぬときに後悔しない医療』(小学館)、『余命半年』(ソフトバンク)、『世界イチ簡単な緩和医療の本』(総合医学社)などがある。

■申し込み・問い合わせ 045-453-1122


<以上内容>


題名からもおわかりのように
内容は、下記の本のものに近いです。




「上手な医療の受け方、医療者との付き合い方」

がメインになるでしょう。

熟慮の末
「緩和ケア・緩和医療」「終末期医療」
についても触れることにしました。

出来れば口角泡飛ばして語るだけでなく(?)
ご参加の皆さんとの質疑応答にも力を入れたいと
思っております。

(ここからも以前のブログで記しましたが)
なんで私が「医活」なのか? と言いますと、
私は一般病院、ホスピス、在宅、大学病院、そして
老人ホーム(これは往診でした)など多様な医療機関
での勤務経験があります。
そしてそれらで働く医療者のことも、数多く見て参り
ました。

緩和ケアは「受け手の気持ち」を考えて行う医療です
し、そもそもの性格もあるのでしょうが、
いつも医療者であると同時に、「受け手としてこれは
どうなのだろうか」という気持ちをもって仕事をして
きました。半医半般・・・半分医者・半分一般人として
やって来たつもりです。

その観察者として得たものを記したのが、前述の本
でもありますが、今回は講義で実践的な内容を提供
したいと存じます。よろしくお願いします。


それでは皆さん、また。
失礼します。



追伸 いよいよ当ブログ、読者さんが・・。
ありがとうございます。