大津秀一です。
皆さん、こんにちは。

12月になり、ばたばたして更新頻度が
ガタッと落ちたにも関わらず、皆さん
いつも見て下さって、本当にありがとうございます。

いよいよ、2009年もラストスパートに
差しかかっています。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

僕は12月31日から1月1日にかけて仕事なので、
大晦日も正月も、病院で迎えます。
医者冥利に尽きる話です。

さて、昨日はクリスマスでした。
皆さんは楽しみましたか?
昨日僕は仕事で、しかし不思議と忙しくなく
静かなクリスマスでした。

この一年、色々なことがありました。
様々な経験をさせて頂き、本当に人間は偉大で素晴らしく、
しかし本当に人間は愚かで弱いものだと、それを実感した
一年でした。

天になんなんとする高層ビルを建てる人類、
宇宙にステーションを作ってしまう人類、しかし
下らぬ内輪もめを繰り返し、ちっとも前を見れない人間。
未来を見据えて、一致団結して協力していくことが出来ない
人間。・・どちらも同じ、ヒト、なんですね。

もっともこれを否定的に捉えているわけではありません。
「何でも出来る」「自分が正しい。だからあの人間は
間違っている。悪だ」と思い上がり、疑うことを知らない
のは本当に悲しい人間の愚かさではありますが、そのような
人をも愛おしいと、最近思うようになりました。
賢く愚かである人間を、深く愛していることに気付くのです。

そんな気持ちになれたことが、
今年最高のクリスマスプレゼントだと感じました。
思えば2000年以上前、ベツレヘムに生を受けた
神の子こそ、弱く悲しく愚かな人間を最も知っている
一人であったと思うのです。

人に優しくあれ、そんな2010年であれ。
そう願いつつ、今年の最終コーナーをゆっくりと
曲がっていきます。

皆さんも、年末年始、お忙しいとは思いますが
どうかお身体にお気を付けて、また、ご家族との
大切な時間をゆっくりとお過ごし下さい。

それではまた。
失礼します。