ゴルフ界のレジェンド、ジャンボ尾崎さんの訃報に接し、心より哀悼の意を表します。 報道にもあるように、死因は大腸がんでした。
以前、進行した大腸がんではどのような症状が出るのかは動画でも解説しています。
著名人の訃報をきっかけに、
「自分も同じ病気だったらどうなるんだろう」
「大腸がんって、そんなに怖い病気なの?」
と、不安が一気に強くなる方は少なくありません。
今回、ジャンボ尾崎さんが大腸がんで亡くなられたというニュースを見て、
心がざわついた方も多いのではないでしょうか。
大腸がんは、進行度や治療の状況によって経過が大きく異なる病気です。
早期で見つかることもあれば、治療を続けながら長く生活される方もいます。
一方で、
進行してから見つかるケース
治療が難しくなる段階
も確かに存在します。
ただし、
「有名人が亡くなった=同じ病気の人も同じ経過をたどる」
というわけではありません。
病気の経過は
・がんの性質
・治療内容
・体調や合併症
・支えとなる医療との関わり方
で、大きく変わります。
実は、がんの治療中や進行期であっても、
症状や不安を和らげながら生活を続けるための医療があります。
「もう治療がない段階で受けるもの」
と思われがちな緩和ケアですが、
実際にはもっと早い段階から関わることができます。
・痛みやつらさ
・治療への不安
・これからの生活のこと
・誰にも言えない気持ち
そうしたものを、一人で抱え込まなくていい医療です。
訃報をきっかけに不安が強くなった方、
大腸がんについて調べすぎて苦しくなってしまった方へ。
事実を知ることと、
不安を増やし続けることは、同じではありません。
専門医の立場から、
大腸がんの経過や「元気で長く生きるために大切な視点」を
こちらの記事にまとめています👇
大腸がん末期・進行大腸癌はどうなる? 元気で長生きの方法と症状は?
不安になったときほど、
「一人で検索し続けない」
それも、とても大切な選択です。






