12月22日(日)に行われた皇后杯準々決勝@サンフレッチェビレッジ 広島第一球技場。
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JFA_TV(Youtube)でのライブ配信でしたが、翌日に移されています。
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新潟Lは、ここまで、リーグ戦で、5勝2分け4敗の5位。
STATSを見ると、11得点:8位(10失点:5位)。
シュート数91本:7位(被126本:11位)、コーナーキック数43本:6位(被42本:7位)。
昨期の秋に比べると、失点が増えて、星が揃わないし、内容的にも苦労している。それでも、しぶとく勝ち点を積んで踏みとどまっている状態。
システムは4-2-3-1や4-4-2。
全体的に選手層が厚くない中で、怪我人がいるし、エース11道上選手の調子が上がらなくて攻撃陣の起用に苦労している。このところ23山本選手をTOPに上げて戦っているが、ポストプレーが出来る選手が居ないので、戦略的な幅は狭い状況にある。
この試合は4-2-3-1。
2週間前のカップ戦と同じメンバー・同じ配置。
11道上選手・33田中選手らはベンチスタート。
10上尾野辺選手は登録外。
マイ仙台は、リーグ戦で2勝1分け8敗で10位。
STATS的には、8得点:11位(23失点:12位)。シュート数61本:12位(被126本:11位)、コーナーキック数27本:11位(被49本:10位)と苦しんでいる。
特にリーグ戦・カップ戦合わせて10試合勝ち星無しのシーズンin。離脱者の影響で攻撃が形に成らず、シュートさえ打てない試合も有った。
システムは4-3-3を主に使っていたが、9廣澤選手が怪我から復帰・安定して出場できるようになってからは、前戦の拠点が出来て、ようやく戦えている。
このところシステムを3-5-2に組み替え。9廣澤選手・31津田選手の2TOPで、力勝負を挑んでいる。
先週の5回戦:C大阪戦を私は現地観戦したが、やや優勢に進めて勝利。膝の怪我から復帰した14茨木選手がいきなり決勝ゴール。チームの雰囲気は上がってきている。
この試合も3-5-2。
TOPに入った31津田選手・左CBの28松永選手以外は先週と同じメンバー・同じ配置。
8大西選手はこの大会は大学の方で登録しているので、メンバー外だが、26西野選手と37石坂選手の登録も無い。
前半、ほぼ互角の攻防だったが、やや優勢だった新潟Lが2点、マイ仙台も1点。全てセットプレーから決まる。
後半もほぼ互角。惜しいシーンも有ったが、膠着気味に進んで、そのまま新潟Lが押し切っている。
シュート状況は下図の通り。
新潟Lは、さすがのセットプレー。
13杉田選手の戦略眼とコントロールは流石であります。
守備では、32白沢選手が健闘していたと思います。リーグ戦第9節では、相手2TOPの高さとパワーに苦戦していたが、この試合を見る限り積極的に仕掛けていて、かなり克服した模様。
ただ、やはり11道上選手がTOPで頑張ってくれないと、頼れる前戦の拠点が無いので、上手く行かない時間が長く続いてしまう。
次戦は東京NB。この試合の出来では厳しいかと思う。
マイ仙台は、惜しかった。
2長船選手に複数のチャンスが有り、どれか1つでも決めておけば・・・と思う。
ただ、2長船選手は33分に退場になっていてもおかしくなかった。判定に助けられた上での惜敗である。
全体的には、勝ちが無かった頃に比べると格段に良くなっているのだが、主力に使えない選手が多過ぎる。ベンチメンバーの7隅田選手・11後藤選手・30佐々木美選手なども実質使えないのだろう。先週のC大阪戦でも座っていただけだった。
まずは、選手のコンディションを整えて、リーグ戦後半に臨んで欲しい。
では、いつものようにコーナーキックを見ていく。
(1)両チームのディフェンスシステムと攻撃体制。
新潟Lは、マンツーマンディフェンス中心で3人のゾーン固定配置。
マイ仙台は、1-1-4(+1)のゾーンディフェンスで、6原選手・17佐々木里選手・28松永選手はマンマークで付いている。

下表に、スタメンを身長順に並べる。
マイ仙台有利なマッチアップ関係。
(2)統計
例によって、私が採っているSTATSを紹介します。
2nd回収A:守備ラインが上がり切る前に2次攻撃(シュート・クロスなど)
2nd回収B:守備ラインが上がりきってから2次攻撃(同上)
2ndロスト:守備側がボールを拾って確保
2nd逆襲:守備側がボールを拾って逆襲
トータルシュート数:{プレーの中断、守備側の確保、攻撃側バックス陣帰陣}までに打ったシュート数。
(3)コーナーキックの内容と特記すべきプレー
A.新潟Lのコーナーキック
a)体制
キッカーは13杉田選手(右利き)。
受け手の体制は、以下のようにして始まっている。
・ニアへ: 18石田選手
・正面からファーへ: 5川村選手・20山谷選手
・ニアサイド: 7園田選手
・GK脇: 19川澄選手
・ショートコーナー: 23山本選手
・コボレ狙い: 6有吉選手・17滝川選手
・セーフティー: 32白沢選手
b)結果概要
ポインタはJFA_Passportの時間。
1本目 (7:49 ポインタ16:53) 右CK 13杉田選手→2長船選手ヘディングクリア
⇒17滝川選手シュート。左へ外れてGキック。
2本目 (12:32 ポインタ21:36) 左CK 13杉田選手→18石田選手ヘディングフリック→5川村選手トラップ・シュート。ゴール!!。
3本目 (64:8 ポインタ1:31:13) 右CK 13杉田選手→GK齋藤選手キャッチ。

c)全般的な印象と特記すべきプレー
2本目 (12:32 ポインタ21:36)でニアサイドから18石田選手がヘディングで流し、ファーポスト前に入って来た5川村選手が決めている。

13杉田選手のキックが18石田選手にピタリと合ったのは素晴らしいし、5川村選手は落ち着いて押し込んでいる。良いゴールだと思う。
ただ、マイ仙台としては、止められなくも無かった。
① 6原選手が18石田選手の一次停止の動きに剥がされた。
② 31津田選手が反応しきれずヘディング出来なかった。
③ 17佐々木里選手が5川村選手の切り返しに付いて行けず。
④ 5國武選手の5川村選手への詰めが間に合わなかった。
4人それぞれ責任はあるのだが、最も重たいのは④かな?
5國武選手の背後には誰も居なかったのだから、ポジショニングは1歩ニアへ寄っておいても良かった。
振り切られた2人にはもちろん責任があるが、攻撃選手が途中で動きを変えているので、難しい対応だったと思う。
B.マイ仙台のコーナーキック
a)体制
キッカーは17佐々木里選手(左利き)10中島選手(右利き)。
受け手の体制は、以下のようにして始まっている。
・ニアへ: 10中島選手・2長船選手
・正面からファーへ: 9廣澤選手・19佐藤選手・31津田選手・5國武選手
・GK脇: 6原選手
・ショートコーナー: -
・コボレ狙い: 24遠藤選手
・セーフティー: 28松永選手
b)結果概要
ポインタはJFA_Passportの時間。
1本目 (38:2 ポインタ47:6) 右CK 17佐々木里選手→(越えてルーズボール)23山本選手クリア
⇒28松永選手回収フィード→6有吉選手ヘディング→GK平尾選手キャッチ。
2本目 (41:14 ポインタ50:18) 左CK 10中島選手→2長船選手ヘディングシュート。ゴール!!
3本目 (88:34 ポインタ1:55:39) 右CK 17佐々木里選手→18石田選手→2長船選手胸トラップ・シュート→5川村選手ヘディング→33田中選手クリア
⇒17佐々木里選手回収・クロス→GK平尾選手パンチング。スローイン。

c)全般的な印象と特記すべきプレー
マイ仙台も2本目 (41:14 ポインタ50:18)に、2長船選手がファーサイドでフリーになってヘディングシュートを決めている。

10中島選手がファーファイドへキッチリ蹴って、走り込んだ2長船選手が点で合わせて綺麗なゴールが決まっている。
19佐藤選手がマークの6有吉選手を連れて、ファーポスト前まで走り込んでいたことが壁になって、20山谷選手がファーサイドの落下点に入れなかったことも効いています。
でも、このマイ仙台の体制、極端なファーサイド狙いの配置は、キッカーに信頼が無かったら出来ないですよね。もし短くなって、13杉田選手や5川村選手に受けられたら、逆襲を食らいそうですから。
新潟Lの守備としては、1本目を見て、5川村選手と20山谷選手が、ファー側へ寄っているので、何もせずにやられた訳では無い。
7園田選手が2長船選手に振り切られたこと以外に問題は無い。その7園田選手も2長船選手がユニフォームを掴んだとアピールしていたので、ファールだったのかも知れない。
余談ですが、ゴールエリアの角部で18石田選手が完全に31津田選手をスクリーンアウトしている。18石田選手にしてみれば、個人的には完璧な守備なのだが、結果的には2長船選手にシュートスペースを与えることになっている。
私もバスケットのゴール下でこう言う経験はよく有る。完璧なスクリーンアウトをして必勝だと思ったのに、身方守備選手が漏らして前に入られたら、「頼むで・・。ちゃんとやろや。」と虚しくボヤクしか無いのである。
以上です。
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