2023-2024WEリーグについて、4-453 ~ 4-504で46試合のブログを投稿してきました。

各試合・各チームのコーナーキックの結果を大まかに紹介するために、
各投稿で「コーナーキックの概要」として図を作って居ます。

その図から、各チームの左右コーナーキック毎に1年分を重ねてみました。
左右それぞれのコーナーキックにおいて、どこへ蹴られたか、攻撃側・守備側どちらのチームが触って、どこへシュート・クリアなどされたのかを矢印で表しています。
 

①ショートコーナーも”初手”だけを集めていますので、タッチ沿いなどに有る矢印がそれに当たります。
②キックミス・ノータッチで抜けたルーズボール・時間つぶしは、図にしていませんので、対象にした全コーナーキックの本数分、矢印が有るわけではありません。

なお、例によって、私がブログ化した記事が元データですので、以下のような言い訳が有ります。ご了承ください。
①あくまで、私がチェックした試合の、しかも、見た目の、アバウト・データです。
②そもそもピッチ形状も、デフォルメしています。選手の動きを説明するためにゆがめています。
③映像の悪い配信もあって、どっちの選手が触ったか、判断しづらいプレーも多々含まれていますが、半ば無理矢理判断したこともあります。

 

なでしこJAPANについては、2023W杯後について同じようにしてまとめています。



ただ、2019年分でも書いていますが、出来た図を自己評価すると、納得出来る内容や、新たな発見が多く有るわけでは無く、コメントに苦労しています。

手間の割には、効率の悪いブログ記事だと思います。

 

 

 

1.マイ仙台

 

10中島選手がメインキッカーでニア中心に蹴っている。

右CKに限ってだが、ニアの先着が多いのは珍しい。

 

 

 

 

2.浦和

 

左右関係なく、正面~ファーサイドで競り勝っている。3石川選手と7高橋は選手らが圧倒的に高くて強い。また、例年ニア中心の傾向が有る浦和だが、メインターゲット:9菅澤選手の稼働率が低かったことも有って、均等に蹴り分けられている。

 

 

 

3.大宮V

 

前2期は中央~ファーサイド狙いだったが、2023-2024はややニア狙い。チームにニアで合わせて流し込むようなヘディングスキルを持つ選手が居ないので、これでは無得点で終えたのも当然だと思う。

 

 

 

 

4.EL埼玉

 

昨期はメインキッカーを6瀬野選手にして、中央~ファーサイドにパンチの効いた伸びのあるボールを供給しようとしていたが、精度的に難があった。

2023-2024は方針を変えて5瀬戸口選手に蹴らせて、ニア狙いのようだった。あまり結果は出ていないので、来期また試行錯誤になりそう。

 

 

 

 

5.千葉L

 

シーズンで2得点と結果は出なかったが、近いエリアで多く競り勝っている。身長の高いチームなので分布的にはファーサイド寄りになっていて、内容的にも納得出来る。

 

 

6.東京NB

 

25池上選手の台頭、冬期に9神谷選手・32鈴木選手を獲得と大型化を果たしたシーズンだったが、相変わらずニアでのタイミング勝負を指向している。3村松選手・15土方選手らがシュート出来ているが、右CKを遠目で合わせている傾向。

 

 

 

 

7.N相模原

 

右CKでは2平野選手が蹴っていたが、ゴールに近過ぎたようだ(直接ゴールが有ったけれど)。先着できているのは、遠目のエリアとファー側。

 

 

 

8.AC長野

 

左右CK共にゴールに近い所を狙い過ぎた図になっている。ただ、ショートコーナーが追い出されるように自陣側へ逃げていくのでは無く、キッカーに戻す方向に向いているのには好感が持てる。

 

 

 

 

9.新潟L

 

7得点の荒稼ぎをしたシーズンだったが、この図からは特徴的なモノは見えて来ない。

5川村選手の復活と、11道上選手の低稼働率で、ファー側を攻めるべきだと思うのだが、キッカー:10上尾野辺選手や13杉田選手は精度が高いので、指向がニア側なのだろう。

 

 

 

 

10.C大阪

 

キッカー:28脇坂選手が左CKで近い所をねらい過ぎていて、先着できていない。

右CKは良い内容で、特に正面~ファーサイドは競り勝てている。

 

 

 

11.I神戸

 

メインキッカーが新しく7山本選手と13北川選手になった。右CKの13北川選手は近い所を狙い過ぎ。なでしこJAPANでもキッカーを務めそうだが、自覚はあるのだろうか?

 

 

 

 

12.S広島R

 

過去2シーズン同様に、ニア狙いが濃厚な図になった。特に左CKはゴールラインに近い所に集中している。おそらく監督コーチの指向だと思うが、2024-2025は新体制になるので、この図は変わって来ると予想している。

 

 

 

 

13.なでしこJAPAN

 

2023W杯後のこの9ヶ月分を集めた。年末までメインキッカーをしていた遠藤選手と猶本選手が共に離脱したので、2人の矢印の形状を変えている。あまり傾向に差は見られない。

国際試合では背の高いチームと対戦するので、ニアでのタイミング勝負で行くべきなのだろうが、この図で見るとファー側の方が先着している。

ショートコーナーが多いのだが、自陣方向へ戻すモノばかり。良い攻撃を見たことない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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