3月24日(日)に行われたWEリーグ第12節@新潟市陸上競技場
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2023-2024WEリーグも後半戦に入った。
この対戦は第7節:12月30日に行われていて、C大阪1-0新潟Lだった。
新潟Lは7勝2分け2敗で3位、12得点:5位(5失点:2位)。
STATSを見ると、シュート数96本:7位(被96本:5位)、コーナーキック数45本:6位(被41本:4位)で、順位程は良く無いが、上位に居るには相応しい数字で来ている。
冬期ブレーク明け無敗。だが、前節@千葉Lに引き分けて、首位まで勝ち点4差に開いてしまった。悲願のチーム創立初タイトルへは踏ん張りどころが続く。
この試合のシステムは、4-2-3-1。
いつものメンバーで、32白沢選手がU-20:ウズベキスタンから帰って来てスタメンに復帰している。
怪我から第10節に復帰した11道上選手はベンチスタート。新卒の選手が多く座っている。
5川村選手・23山本選手などは、登録外。
C大阪は3勝2分け6敗で11位、9得点:9位(17失点:10位)。
STATS的には、シュート数87本:8位(被134本:11位)、コーナーキック数42本:8位(被55本:9位)と順位なりの数字。
冬期ブレーク明け未勝利で、内容的にも良くない試合が続いている。中位グループから脱落しないように勝ち点を積みたいところ。
この試合のシステムはいつもの4-4-2、前節から8人入れ替えてきた。
U-20:ウズベキスタンから帰って来た3米田選手・17中谷選手が先発復帰。6松本選手が右SH、CBでの出場が多かった23浅山選手がFWに入っている。
13百濃選手・18宮本選手らはベンチスタート。
ここまでフルタイム出場していた11矢形選手はこの試合登録が無く、4筒井選手はこれで連続4試合の登録外になっている。
前半、C大阪が激しい前プレスで勢い良く攻め込んだが、徐々に新潟Lが挽回、先制点を取る。
後半は、互角で双方ゴールになかなか迫れない戦いが続いて、そのまま新潟Lが1点を守って勝利している。
ボール支配率: 新潟L 47%-53% C大阪 (Footystats.org)
シュート状況は下図の通り。
新潟Lは落ち着いてしっかり守って勝ちきっている。これでホーム6戦全勝とか。
チャンスは少なくとも、ちゃんと沈めて勝てるのが、今期の新潟Lらしい。
11道上選手もこの日は後半45分間の出場。前戦で拠点に成れるので、相手陣深くまでボールが進み易い。徐々にだが全開に近付いているし、次の大一番:浦和戦に向けて頼もしい存在である。
でもこの試合はだいぶ苦戦していた。新潟Lが攻勢だった時間は、前半の後ろ半分のみ。
C大阪に激しいプレッシャーを受け、いつもよりボールが回らない。攻守が激しく切り替わる展開が続く消耗戦になると、ベテランの多いチームだけに厳しくなってくる。C大阪のようなチームには相性が良くないのかも知れない。
C大阪は惜しかったですね。
68分のPKは沈めておきかったし、93分のFKになったプレーもVARが有ればPKだっただろう。
このところ大人しい試合展開が多かったが、この試合は全開でぶつかっていて、運動量が落ちてくるとメンバーチェンジで修正、最後まで新潟Lと互角以上に戦えた。良い試合をしたと思う。
ただ、決定力という点で11矢形選手抜きだと厳しいのかな?代役としてFWを務めた23浅山選手は、拠点として良い仕事をしていたと思うが、フィニッシュでは精度を欠いていた。
では、いつものようにコーナーキックを見ていく。
(1)両チームのディフェンスシステムと攻撃体制。
新潟Lはマンツーマンディフェンス中心で2人のゾーン固定配置。
C大阪は、1-3-2-1(+1)のゾーンディフェンスで、14高和選手と24藤原選手がマンマークで付いている。
下表に、スタメンを身長順に並べる。
少しC大阪の方が高いが、互角の範囲のマッチアップ関係。
(2)統計
例によって、私が採っているSTATSを紹介します。
2nd回収A:守備ラインが上がり切る前に2次攻撃(シュート・クロスなど)
2nd回収B:守備ラインが上がりきってから2次攻撃(同上)
2ndロスト:守備側がボールを拾って確保
2nd逆襲:守備側がボールを拾って逆襲
トータルシュート数:{プレーの中断、守備側の確保、攻撃側バックス陣帰陣}までに打ったシュート数。
(3)コーナーキックの内容と特記すべきプレー
A.新潟Lのコーナーキック
a)体制
キッカーは13杉田選手(右利き)。
受け手の体制は、以下のようだった。
・ニアへ: -
・正面からファーへ: 4三浦選手・20山谷選手
・GK脇: 18石田選手・8石淵選手
・ショートコーナー: 10上尾野辺選手・7園田選手
・コボレ狙い: 17滝川選手・19川澄選手
・セーフティー: 32白沢選手
b)結果概要
ポインタはDAZN の時間。
1本目 (14:53 ポインタ22:50) 左CK ショートコーナー 13杉田選手→10上尾野辺選手→19川澄選手クロス→GK山下選手キャッチ。
c)全般的な印象と特記すべきプレー
ショートコーナーだったが、10上尾野辺選手の他にも、7園田選手を配置。
実戦では13杉田選手→10上尾野辺選手→19川澄選手と外周を回して、そこからクロスを上げている。
オプションとして、複数の選手が19川澄選手にチャージを掛けて、7園田選手が空くけば、そこに入れるつもりだったようである。
B.C大阪のコーナーキック
a)体制
キッカーは28脇坂選手(右利き)。
受け手の体制は、以下のようにして始まっている。
・ニアへ: 17中谷選手・22白垣選手
・正面からファーへ: 23浅山選手・3米田選手・7荻久保選手
・GK脇: -
・ショートコーナー: 8田中選手
・コボレ狙い: 14高和選手
・セーフティー: 6松本選手・24藤原選手
b)結果概要
ポインタはDAZN Youtubeの時間。
1本目 (26:46 ポインタ34:43) 左CK 28脇坂選手→GK平尾選手キャッチ。
2本目 (55:28 ポインタ1:20:9) 右CK 28脇坂選手→18石田選手。43牧口選手ファール。
3本目 (89:4 ポインタ1:53:45) 左CK ショートコーナー 28脇坂選手→8田中選手→14高和選手→28脇坂選手クロス→4三浦選手ヘディング→7園田選手クリア
⇒14高和選手シュート・4三浦選手ブロック
⇒18宮本選手回収→28脇坂選手→13百濃選手ドリブル。Gラインを割ってGキック。
c)全般的な印象と特記すべきプレー
3本蹴ったが、普通のプレー。企画や工夫と呼べるモノは特にない。
以上です。
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新潟L vs C大阪 : 第12節 WEリーグ | 13:00 開始
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【公式】ハイライト:アルビレックス新潟レディース vs セレッソ大阪ヤンマーレディース【2023-24 WEリーグ 第12節 2024.3.24
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2024年3月24日 - 13時00分 (Asia/Tokyo)アルビレックス新潟レディース対セレッソ大阪ヤンマーレディース
https://footystats.org/jp/japan/albirex-niigata-ladies-vs-cerezo-osaka-sakai-ladies-h2h-stats
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03.24 SUN 13:00 KICK OFF WEリーグ 第12節 HOME 新潟市陸上競技場 アルビレックス新潟レディース 1 – 0 セレッソ大阪ヤンマーレディース
https://albirex-niigata-ladies.com/game-info/2023-24-we-sec12/
C大阪_HP
2023-24 WEリーグ第12節 2024.3.24 日 アルビレックス新潟レディース1 0 セレッソ大阪ヤンマーレディース AWAY 新潟市陸上競技場
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