リーグカップ第8節から、7月1日の試合。
 
前半開始から約20分、ピントが合ってないで、ぼやけた映像。背番号判読不能。
その後回復したのですが、終盤の10分ほどはひどい画像で、
全く何が何だか・・・。
カメラの小さなモニタを見て撮影していたなら、気がつかないのだろうな・・・。
オートピントの故障なら、サッカーの試合は距離の有る撮影なので、
アップにさえしなければ、ピントは固定しておいても、そこそこ撮影できるはず。
 
と思いながら観戦し、記録メモを取っていたのですが、W杯でブログ作成をサボっている間に、映像はMycujooから削除されてしまいました。一応コーナーキックの分析をして、これから、図を描こうとしていたところだったのですが、申し訳ございませんが、今回はプレーの図は有りません。
 
 
両チームにとってカップ戦グループ1位を取るために大事な試合。
 
ノジマは、I神戸戦初勝利を逃がしてしまった。
勝てば暫定ながらグループ1位だったのだが・・。
アンカーを松原選手に変えて、小林選手を入れた布陣でスタート。
ボール支配で劣勢ながらも、私が見たI神戸戦の中では最もやれていた内容。
圧倒的に押し込まれること無く戦えたのは、初めてじゃ無いだろうか?
今後に期待の持てる内容だったと思う。
 

一方I神戸は勝てば、ほぼグループ1位が安泰となるこの試合でしたが、
89分に同点に追いつくまでノジマにリードを許す大苦戦。
今シーズン前半を好調に戦っていた京川・仲田両選手が控えで、元気ないと言うことか?高瀬選手をTOPに使ったが、ボールが収まらない。
4-4-2でスタートしたが、前半失点後に4-2-3-1に変更。
                          高瀬
    高瀬 岩渕           中島 岩渕 増矢
増矢 伊藤 杉田 中島  →     伊藤 杉田
鮫島 三宅 羽座 牛島     鮫島 三宅 羽座 牛島
       武仲                武仲
チャンスは作れど、ノジマGKの久能選手に止められ、ポストにも嫌われる。
89分島袋選手が決めてやっと引き分け。鈴木監督は苦悩されたことだと思う。
 
得点
 
33分(32:14~) (ハーフライン左)田中陽(40m右)南野~(浮き球・15m中央)
  田中陽(ヘディングでGK躱し・シュート10m右ポスト前)
89分 島袋(ピントボケで内容不明)
 
その他主なチャンス
  SB:Shoot Block S:Save FS:Fine Save B:Bar P:Post
  F:Free(GKと1対1など)
 
・ノジマ
 FK01:22~,FK07:39~,FK18:57~,31:08~FS
 CK46:24~,51:33~F,CK52:59~,CK53:33~,56:09~S,76:52~SB,
   CK77:23~,83:51~
・I神戸
 03:41~S,06:07~FS,CK11:26~,17:08~,22:50~S,CK26:47~,CK27:09~
  ,28:05~F_P,36:26~
 48:52~FS,50:50~S,54:45~S,FK61:10~,62:25~,71:55~S,CK74:34~
  ,CK81:00~,CK87:15~
 
他にも、ピンぼけが甚だしかったロスタイム、観客が騒いでいたのでノジマにチャンスがあったのかな?

今回は前述のように、映像が削除されたため、いつもの通りに図を描けていませんが、コーナーキックの分析は出来ていますので、紹介しておきます。
 
 
(1)両チームのディフェンスシステム
 
両チームともマンツーマン中心で2人のゾーン配置。
9人守備基本だが、攻撃側がセーフティーを前目にしてきたら、10人体制。

両軍ともショートコーナーを多用するが、積極的に守りに行かず、やらせる方針で守っていた。
イメージ 1
 
ちなみに、先発選手を背の順にならべる。
 ノジマ 高木 石田 国武 田中萌 北方 小林 南野 平野 川島 田中陽
        164   162   161   160   159   157  157   156   155    155
 I神戸 羽座 三宅 高瀬 鮫島 牛島 杉田 増矢 中島 岩渕 伊藤
       167   165  164  163   162   162   160  158   156   150
 
マッチアップ関係で言えばノジマが苦しいが、同等の範囲。
 
 
(2)統計
 
例によって、私が採っているSTATSを紹介します。
 
                 ノジマ     I神戸
コーナー本数         5       6
 得点(1次攻撃)       0       0
 

センタリング→シュート 1/0     1/1
センタリング→パス     0       0
ルーズボール         1        0
クリアー              0      2/0
キーパーパンチ       0        0
キーパーキャッチ     2/0      0
オフェンスファール      0        0
ディフェンスファール     0        0
 * フリー/競り合い
 キックミス             0       1
ショートコーナー不発     1       1
 

フリーになった選手     0/1     0/5
    (ボール受け/ボール来ず)
ピックプレー:推定含む   0       2/0
(成功/失敗)
 
 
(3)特記すべきプレー
 
両チームともショートコーナーや、セーフティーに下がっていた平野選手・鮫島選手を使うという工夫を見せているのは、このところの試合同様。
 
ただ、完成度はI神戸の方が高い。
ショートコーナーに関わる選手の精度、ゴール前で走り込む受け手側の動きともに、I神戸の方が上。
特に後者は、I神戸は何らかのサインでも出しているのかも。
 
ただ、両チームとも、ニアポスト前に固定配置する選手(W杯解説の都並さんはストーンと呼んでいますね)が、田中陽選手と中島選手なので、ニアをスピードで攻める必要は無いはずで、高さや幅を使った攻めをすべきだと思うのだが、そういう攻め方はしないようだ。
 

A.ノジマのコーナーキック
 
このチームは身長が無いので、外側からの攻め手が欲しい。
それがうまくいけば、相手ディフェンスが広がるので、今度はゴール前を狙える。
毎試合これくらいの完成度が最低限欲しいところ。
 
全5本中3本は普通にゴール前に蹴って、企画を見せたのは下の通り
 1本目(46:24)
   セーフティーの平野選手を上げてミドルシュート(15m左45°)。
 3本目(53:33)
   田中陽→川島→田中陽からクロス。
いずれも、一応形になっていて、ここ数試合のモノと比較すれば、良い出来。

この試合での効果は、速攻要員として前戦に止まっていた増矢選手が、
1本目を見て、2名のセーフティー要員の内、ニアサイドの選手をケアしたこと。
だが、ニアポスト下に固定配置されている伊藤選手を引っ張り出すまでには至らず。まだまだ驚異と呼べるレベルでは無かったと言うところ。
前述の通り、プレーについて行けず受け手側の選手が、傍観しているところが多く見られる。ボールを入れる側との呼吸が合っていない。
 

B.I神戸のコーナーキック
 
ノジマほどでは無いが、身長でやや劣勢になる試合が多いI神戸も、
いつものようにショートコーナーや、セーフティーで下がっていた鮫島選手を使ってのプレーが見せた。
 1本目(11:26)
  右CK中島→岩渕→中島からミドルシュート。
 4本目(74:34)
  左CK中島(約30m戻し)鮫島(クロス)羽座(ヘディングシュート)
 
いずれも、形になっていて、走り込む受け手側もちゃんとプレーに付いてきていて、シュートやクロスに合わようとしている。

一方、ゴール前では羽座選手がピックプレーを見せている。
F日体大も結構ピックプレーをやっているので、日体大の学生時代に身につけたと考えてよさそう。
図に残しておきたかったが、映像が削除されたので、無念です。
 

以上です。

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