先日五輪のグッズが発表された。
   2017.07.03 日テレ:[東京五輪公式グッズ 新商品に法被とうちわ]
 
開催費がふくれる一方の五輪故に、多少は稼ぐ手段を検討することも必要で、良いことだと思う。
特に、スタッフ用衣装も法被の採用との噂もあり、私は賛成だ。
制服よりずっと日本的で有り、人によって似合う・似合わないの差も少ないので、
法被にするのは大賛成だ。
 
大体、格好いい制服なんてモノは、モデル体型でもないと似合わないし、
いわゆる日本人的な体形の人が着れば、滑稽にさえ見える事も有る。
かといって、以前発表されて小池知事がボツにした制服のような、
全ての人がそこそこに合うモノは、イケていない。
しかし、そんなことよりもっと先にやるべき事は一杯有るはずだ。
 
 
と言うことで本題に入る。
 
表題の透明バックに代表されるスタジアム入場規則だ。
そもそも、2001年の9.11同時多発テロを契機にスタジアムのテロ対策検討が始まった。
その後2013年4月15日ボストンマラソンで爆破テロが発生、
スポーツイベントもテロ対象となってしまったため、透明バック規制が導入される。
まず、MLBが始め、NFLも同調。
今ではアメリカの多くのスポーツ観戦のスタンダードになっている。
 
 
東京五輪に向けて、テロ対策は色々講じられていて、五輪組織委員会や、警視庁も頑張っておられる。
しかし、顔認証システムなどの先端技術ばかりにとらわれている印象が強い。
日本の各スポーツ競技団体、一般の我々にも出来ることは無いかと思う。
 
 
そこで、透明バックである。
テロの懸念・可能性が日本とアメリカでは違うので、現実的で無いと思われる人も
多いと思う。
しかし、五輪でなくても大観衆を集めているプロ野球やJリーグは
テロの懸念が無いとは言えない。
スポーツ以外ではAKBなどアイドルが襲われる事が実際起こっている。
そろそろ日本でも、持ち込み可能なモノと、禁止物をしっかり決め、
透明袋を必須にすべきでは無いか?
そうすれば、警備の手間は大いに楽になり、入場もスムーズになるので、
一般の観客にもメリットがあると思う。
 
実際アメリカでは、論争の上、結局安心には変えられないと言うことで、
透明バック導入が進んでいるのだから。
 
しかし、透明バックの生産は日本の産業ではほとんど無いので、
やるなら今すぐにでも始めないと、モノが2020年に間に合わない。
また、マスコミやネット論者が議論している時間も、もうあまりない。
どこかの球団や芸能プロダクションでもいい。
場合によってはテーマパークでも良い。
オリジナルグッズから、始めませんか?
入場時優先ゲートを作るなどして、優遇すれば、あっという間に定着できると思う。
 
 
文末にGilletスタジアム(NFLチャンピオンNew England Patriotsのホーム)の規則を和訳し、記載しておく。
私なりの理解で和訳したので、気になる方は、原文と照らし合わせて一読いただきたい。
事細かく決められていているのだが、財布やセカンドバック程度は不透明でも持ち込めるので、小型銃は持ち込めるかも知れない。
 
しかし、圧倒的に警備はやり易くなるはずだ。
なお、浦和レッズのHPを確認したが、禁止されているのは、
花火・瓶・缶入り飲料くらいのモノだった。
 
 
[**+++++以下 Gilletスタジアムの規則++++**]
 
イメージ 1
 
 
 
スタジアムをはっきりと安全にしましょう(透明にしましょう。:clearで洒落か?)
 
1ガロンの透明フリーザーバック(279.4mm×279.4mm以下)
ビニールか塩ビの透明バック(304.8mm×304.8mm×152.4mm以下)
小さなセカンドバックや手提げ財布(203.2mm×127mm×50.8mm以下)
ストラップや持ち手の有無は問わない
 
いかなる時もGilletスタジアムの規則に準じた透明プラスチックバック以外の
持ち込みを禁止します。
 
Gilletスタジアムの規則に準じたバックを以下に定義します。
この規則は、全てのGilletスタジアム開催のイベントで適応されます。
 
持ち込み禁止物品
 
スタジアム管理者が不適切と判断するものは、以下の項目に含まれなくてもスタジアムには持ち込めません。
•あらゆる鞄で、以下に含まれないもの。
  1ガロンの明確なフリーザー バッグ、
  承認された透明バックで304.8mm×304.8mm×152.4mm以下のもの、
  小さな女性用バックや財布で、203.2mm×127mm×50.8mm以下のもの
    ストラップや持ち手の有無は問わない
•あらゆるポータブル椅子や座席。
  ただし、(車いすなど)来場の際に問題を持つと承認されているものを除く。
•カメラ ケース、双眼鏡ケース、ラップトップ用バッグ、バックパック、
  おむつバッグ、ダッフルバッグ、財布、その他あらゆる専用持ち運び用手段。
•任意のアルコール飲料
•[ナイフを含む] あらゆる種類の武器
•食べ物や飲み物
   [Kelly Way:オペレーション ディレクターの TeamOps LLC によって
   署名された手紙を所持する人は除く]
•セグウェイ/Hoverboards
•違法薬物または物質
•クーラーや缶やボトルなどの容器
•パラソル
•花火や爆竹
•障がい者支援サービス動物以外の動物
•ベビーカーやベビーシート
 [ニュー イングランド ・ レボリューション(MLSサッカーチーム)の
  イベントやその他承認されたイベントでは受け入れ可能]
•折りたたみおよび/またはスタンドアロンの椅子
•加熱式の衣料品;ジャケット、靴下など。
•鳴り物、拡声器または角笛
•風船やビーチボール
•シート クッション
•無人偵察機、無人航空機
•自撮り棒
•その他、スタジアム管理者が不適切と判断したもの。
 
荷物預かりをスタジアムのゲートでは受け付けません。荷物はすべてあなたの車で保管下さい。
 
許容の項目
 
次の項目が持ち込み可能ですが、手荷物検査対象となる可能性がありますので、ご容赦下さい。
 
•バッグ類:
  1ガロン サイズの透明フリーザーバック。
  承認された透明バックで304.8mm×304.8mm×152.4mm以下のもの、
  小さな女性用バックや財布で、203.2mm×127mm×50.8mm以下のもの
  スタジアム ProShop での購入品を運ぶ明確なポリ袋。
•カメラ:
  静止画カメラは許可されています。すべてのビデオカメラが禁止されています。
  静止カメラの脱着レンズは、検査のため、取り外す事があります。
•小型電子機器:
  携帯電話、パーソナル デジタル アシスタント(補聴器など)、小形トランジスタラジオ、
  小型テレビモニター、録音機器等が競技場に持ち込み許可されますが、
  検査のため電源を入れてもらうこともあります。
•双眼鏡
•小さい旗:
  2フィート(60cm)未満の棒付きの旗を検査後スタジアムに
  持ち込むことが出来ます。
•横断幕:
  横断幕は、サイズまたはメッセージ コンテンツによっては禁止にすることが
  有ります。
 
すべての許容の項目は、実態内容を確認すべく警備によってチェックすることがあります。
 
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