こんばんは。世田谷区千歳船橋女性のための漢方薬専門店
せたがや漢方堂の横山です
お正月休みも終わり一週間くらいたちますが、みなさん普段の生活リズムは取り戻せましたか?
私の方は子供たちの学校が始まり、昨日から給食も始まり、やっと普段の生活リズムを取り戻しつつあります。
毎回のことではありますが、子供の長い休み明けは、疲れがどっと出ます。
さて、前回は正月太りの漢方薬のお話を書きましたが、今回は逆にやせすぎでお悩みの方の漢方薬のお話です。
私も含め、いつも「やせたい!」と思っている人には全くうらやましく感じるくらいですが、太れずに悩んでいる方というのは結構たくさんいるのです。
ダイエットをしたい人の方が圧倒的に多いですし、ダイエットの方法や、ダイエットをする場所などもたくさんありますが、太るための方法や太るための場所などは世の中にあまりないですよね。
また、「太りたい」という悩みも、なかなか人に打ち明けることができずにひそかに悩んでいる方は意外と多いのです。
やせ過ぎによる弊害
やせすぎで漢方相談にみえる方の多くは、次のような健康上の悩みを抱えています。
冷え症、疲れやすい、気力がわかない、お腹がゆるい、低血圧、風邪をひきやすい、生理不順、不妊症など
漢方薬を飲むと食欲がわき、食べてもすぐに下痢することもなくなり、少しずつですが体重も増えていきます。体重が増えていくにつれ、体調も少しずつ改善していきます。
やせ過ぎの方の漢方薬
やせすぎと一口に言っても、タイプが色々あるので、その人に合った漢方薬を選んで飲むことがとても重要です。
気虚(ききょ)タイプ➡食欲がない、食事が美味しく感じられない、胃下垂気味、病中病後など
漢方薬:補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)、人参養栄湯(にんじんようえいとう)など
気を補う作用があるので、食べたい!という気力が出てきたり、食事が美味しく食べられるようになります。病後や手術後でやせてしまった方にもお勧めです。
胃腸虚弱タイプ➡食べたいけど、すぐにお腹いっぱいになってしまう、食べすぎるとすぐに下痢してしまう。いつも胃腸の調子が悪い
漢方薬:香砂六君子湯(こうしゃりっくんしとう)、小建中湯(しょうけんちゅうとう)など
胃の働きは、食べたものを胃液と混ぜて消化しやすい形にして腸に送ること、腸の働きはその栄養を吸収すること。どちらが弱くても、食べ物の栄養を体内にうまく取り入れることができなくなります。
漢方薬は胃腸の働きを改善し、食べてものがちゃんと消化吸収でき、体内に取り入れることができるようにしてくれます。
神経質タイプ➡ストレスを溜めやすく、クヨクヨしやすい。食欲にむらがある。お腹が張ったり、ガスがたまった感じがする
漢方薬:帰脾湯(きひとう)、四逆散(しぎゃくさん)、逍遥散(しょうようさん)など
ストレスがかかると、まず肝(かん)に負担がかかります。肝の負担が重すぎると、その相克関係(そうこくかんけい)にある脾(ひ)に影響が出てきます。脾とは漢方で消化吸収全般のことを指します。このような方は食べれないからといくら胃薬を飲んでも症状が改善してきません。元になっている肝のトラブルを解消する必要があります。
その他、やせ過ぎの方にお勧めの漢方薬はたくさんあります。
長年やせすぎでお悩みにの方、是非一度ご相談ください。
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