こんばんは。世田谷区千歳船橋 せたがや漢方堂 の横山です
梅雨入りしましたね
なんだか蒸し暑くて体調が優れない方も多いと思います。
そこで、今日は梅雨を元気に過ごすための食生活、生活養生についてお話しします。
梅雨時期になりやすい体調不良とは？
梅雨に入ると雨や曇りの日が多くなり、大気中に湿気が多くなりますね。すると、大気中だけでなく、体内にも湿気が溜まりやすくなります。
体内に湿気が多くなると、体が重だるい、頭が重い、下痢しやすくなる、むくみやすい、尿量が減る、食欲不振、眠気が強い、ひざや腰が痛いなどといった症状が現れます。
これは全て東洋医学では水毒（すいどく）によるものと考えられ、利尿したり、発汗したりすることで症状の改善が可能です。
また、この時期にご相談が多い、手の湿疹（異汗性湿疹または汗疱）も汗をうまく発散できないことが原因として、水毒と考えられています。
梅雨時期は誰でも水毒が溜まりやすくなりますが、もともと体の水分代謝が悪い方は、症状がかなり重く出てしまうこともあります。
気分が晴れない、うつうつする、といった精神症状も水毒が原因で起こっている場合もあります。
水毒を溜めない食生活とは？
甘い物や冷たい物、生魚、生野菜などは胃腸に入った時に消化吸収がしにくく、水毒になりやすくなります。
気温も高いので、冷たい物が飲みたくなってビールやアイスコーヒー、炭酸飲料、アイスクリームなどいつもより多く取っていませんか？
また、食欲がないからと、お寿司やそうめん、冷やし中華、冷やしうどんなど冷たくてあっさりしたものばかり食べていませんか？
そういった食生活を続けていると、体に水毒が溜まり、体調が悪くなってきます。
いったん水毒が溜まると、なかなか自然には外に出ていかないものです。
そういった場合は、利尿作用のある漢方で尿から出したり、便通をよくする漢方で便から出したり（大抵下痢になります）して、体の水毒を減らすようにします。
私も5月下旬、暑くなってきたので、毎日ビールやアイスコーヒーを飲み、子供と一緒にアイスを食べたりしていた時がありました。
一週間くらいそのような生活を続けていると、やはり水毒が体に溜まってきてしまったようで、体のだるさ、眠気が出てきて、おまけに体重が1㎏くらい増えてしまいました
慌ててビールをやめ、コーヒーはホットに戻し、食事もなるべく温かい物を取るように気を付け、利尿作用のある漢方を飲むと、だんだん体調も改善していきました。
水毒を溜めないような食生活をすることが一番ですが、やはり暑い日はビールが飲みたいですよね
。
そんな時は、熱くて辛い食べ物（カレーやタイ料理など）と一緒に取ると、水毒は溜まりにくくなります。
香辛料の効いたもの、生姜やニンニクなどの薬味は発汗作用があったり、胃腸を温める作用があるので、体に水毒が溜まりにくくなります
ざるそばや冷やしうどん、そうめん、冷奴などには必ず薬味が付きますね。それは冷たい食べ物を食べても水毒が溜まりにくくなるようにとの昔からの知恵です。
お寿司につくガリや大葉なども、同じような効果がありますので、残さずにしっかり食べてくださいね
。
汗をかく程度の運動や、半身浴、サウナや岩盤浴なども、水毒を汗から体外に排泄できるので、お勧めです
これから来る厳しい夏を乗り切るために、今から体調を整えておきましょうね
梅雨入りしましたね
なんだか蒸し暑くて体調が優れない方も多いと思います。
そこで、今日は梅雨を元気に過ごすための食生活、生活養生についてお話しします。
梅雨時期になりやすい体調不良とは？
梅雨に入ると雨や曇りの日が多くなり、大気中に湿気が多くなりますね。すると、大気中だけでなく、体内にも湿気が溜まりやすくなります。
体内に湿気が多くなると、体が重だるい、頭が重い、下痢しやすくなる、むくみやすい、尿量が減る、食欲不振、眠気が強い、ひざや腰が痛いなどといった症状が現れます。
これは全て東洋医学では水毒（すいどく）によるものと考えられ、利尿したり、発汗したりすることで症状の改善が可能です。
また、この時期にご相談が多い、手の湿疹（異汗性湿疹または汗疱）も汗をうまく発散できないことが原因として、水毒と考えられています。
梅雨時期は誰でも水毒が溜まりやすくなりますが、もともと体の水分代謝が悪い方は、症状がかなり重く出てしまうこともあります。
気分が晴れない、うつうつする、といった精神症状も水毒が原因で起こっている場合もあります。
水毒を溜めない食生活とは？
甘い物や冷たい物、生魚、生野菜などは胃腸に入った時に消化吸収がしにくく、水毒になりやすくなります。
気温も高いので、冷たい物が飲みたくなってビールやアイスコーヒー、炭酸飲料、アイスクリームなどいつもより多く取っていませんか？
また、食欲がないからと、お寿司やそうめん、冷やし中華、冷やしうどんなど冷たくてあっさりしたものばかり食べていませんか？
そういった食生活を続けていると、体に水毒が溜まり、体調が悪くなってきます。
いったん水毒が溜まると、なかなか自然には外に出ていかないものです。
そういった場合は、利尿作用のある漢方で尿から出したり、便通をよくする漢方で便から出したり（大抵下痢になります）して、体の水毒を減らすようにします。
私も5月下旬、暑くなってきたので、毎日ビールやアイスコーヒーを飲み、子供と一緒にアイスを食べたりしていた時がありました。
一週間くらいそのような生活を続けていると、やはり水毒が体に溜まってきてしまったようで、体のだるさ、眠気が出てきて、おまけに体重が1㎏くらい増えてしまいました
慌ててビールをやめ、コーヒーはホットに戻し、食事もなるべく温かい物を取るように気を付け、利尿作用のある漢方を飲むと、だんだん体調も改善していきました。
水毒を溜めないような食生活をすることが一番ですが、やはり暑い日はビールが飲みたいですよね
。そんな時は、熱くて辛い食べ物（カレーやタイ料理など）と一緒に取ると、水毒は溜まりにくくなります。
香辛料の効いたもの、生姜やニンニクなどの薬味は発汗作用があったり、胃腸を温める作用があるので、体に水毒が溜まりにくくなります
ざるそばや冷やしうどん、そうめん、冷奴などには必ず薬味が付きますね。それは冷たい食べ物を食べても水毒が溜まりにくくなるようにとの昔からの知恵です。
お寿司につくガリや大葉なども、同じような効果がありますので、残さずにしっかり食べてくださいね
。汗をかく程度の運動や、半身浴、サウナや岩盤浴なども、水毒を汗から体外に排泄できるので、お勧めです
これから来る厳しい夏を乗り切るために、今から体調を整えておきましょうね
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