ある主婦の恋 4 最終回 | 世田谷12人大家族

世田谷12人大家族

家族の定義とはなんぞや

彼女「もう後戻りは出来ないの」


彼女「離婚もしたいと話し合っているの」


しかし、子供がまだ小さいため、

当分このまま暮らしていくことを心に決めたと彼女は言った


彼女「住み込み家政婦だと思えばいいのよ」


彼女「お小遣いをきちんともらい始めたよ。

   今までが変だったのかも。

   主婦って仕事いっぱいあるのになんで虐げられてるんだろう


彼女「長男の嫁ってだけで特別待遇なんだよ、

   お姉さんも長男の嫁なのに実家に帰ると娘なんだよね」


彼女「仕事を始めて、きちんと自分の貯金をもちたいの」
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彼はなるべく早く結婚してきちんと籍を入れたいと言った

二人の子供も引き取りたいと言った


でも彼女はそれは望まなかった


彼は彼女との子供をほしがるだろう

それが二人の子供を苦しめることになるのではないかと心配した


久しぶりに恋を思いだした彼女だが

母親に戻って、何度も子供を思い出していた


今まで、食事は毎朝お釜で三合美味しいご飯を炊いていた

手間隙かけて、煮物は面取りまで毎回していた

掃除もきちんと欠かさず、

子供の習い事の送り迎えもしていた彼女


だからこそ

夫との冷え切って行く生活に疲れを感じ

新しい恋を求める


北海道でなくてもどこでも誰もが思うことであろう


北海道では寂しさが身にしみる季節がやってくる

互いに寂しい男女が求め合うのは当然のことである


数少ない出会いを貴重に感じ

一時いっときを大切に求め合い

自分に素直になれる場所

嫌でも素直になれる場所


自分を何度も見つめなおし

それが他人を傷つけることになっても

自分を信じて進める場所


そして、これがおせっかいであったって

つらい人には優しくしたくて仕方ないくらい

切なくなる場所。。。


それが北海道であり、

それが北海道の離婚率を高めているのではないかと

考えさせられる出来事であった




(やはり「北の国から」モードですかねぇ(;^_^A ???)



追記:昨年の夏、北海道にて


よさこいをやめて、生命保険レディを始めた彼女でしたが

急に痩せて疲れているようでした


「仕事をするって簡単そうだと思ってたのに大変ね」

と、バッタリ会ったスーパーで話してくれたのを心に焼き付けて

私もダンナ様に感謝するようになりました


その後私たちは東京に転勤になりました。

昨年の夏、久しぶりに北海道で友人を訪ねました。


彼女は離婚はしてませんでした

今や、そのよさこいチームはなくなってしまいました


彼は消防士を続けていました

彼女のご主人も仕事をそのまま続けています


自宅は今どうなったか、それはわかりません


たまたま、昨年訪れた居酒屋の前で

車に乗っている彼をみました

隣に座っていたのは彼女には見えませんでした


もうあれから六年が経ちます。。。