スーパーで買い物をしていると、急に教子さんのスカートが引っ張られた。

振り向くと女の子がスカートを引っ張っていた。
「どうしたの」
「お母さんだと」
「間違えたのね」
「教子さん、一緒に探そうね」
モフモフが手を出すと女の子がモフモフの手を取った。

「貴方も見えるんだ」
女の子はえっと言う感じで教子を見た。
「いいのよ」
「この子のお母さん、いまませんか」とモフモフと一緒にお母さんを探していた。

教子さんと一緒のスカートを履いた女の人が走ってきた。


「どこにいたの」とお母さんは娘が見つかって笑っていた。
「よかったね」とモフモフと教子さんもホっとした。
モフモフと教子さんが夕暮れにスーパーから手を繋いで帰っていた。

「お母さんって呼ばれたね」というと「ちょっと、嬉しかった」と教子さんが答えるのでした。
暫く歩くと再びモフモフが「お母さん」と言って教子さんが「嬉しかった」と答えるのです。

そんなことを何度も言いながら、帰るモフモフと教子さんでした。