私は私を
完成させたかったのだと気づいた
でも
完成させる必要などないのだ
私はずっと
続いてくのだから
だから完璧でなくていいのだ
未熟でいいのだ
失敗でいいのだ
このままでいいのだ
今回で
完成させる必要などないし
私は
ひとりではない
私の言葉や
笑顔や
存在は
何人もの私に伝播していくのだから
私がたおれるとき
私の灯火(トーチ)は
誰かに受け継がれるだろう
力が失われていく手で
私はトーチを投げるだろう
それを受けとる手が
誰のものでもよいのだ
私の真実は
トーチを持つ手ではなく
トーチ
それ自体なのだから