どなたにも、
多かれ少なかれ、辛い出来事の体験があると思います。
その記憶による心の傷をトラウマといいますが、
これが、なかなかのくせ者です
ヒプノセラピーやゲシュタルトなど、
自分の心を傷つけた過去の出来事を再体験する多数の心理療法があり、
私自身も、セラピストとして多くの方々が、
トラウマに気づく…
トラウマを認識する…
トラウマから解放される…
そんな瞬間に立会ました
しかし、手放したはずのトラウマが、
思い通りにいかない…
うまくいかない…
何故だろう…
そんなことをきっかけに
「あのトラウマのせいだ!」と、ふとよみがえることがあります
それは
トラウマという概念を持っているから
私たちの脳や意識は、
出来事のすべてを、まず、既に知っているものに当てはめよう!とする
仕組みになっているからです
つまり、トラウマに阻まれる!
と考えていれば、トラウマがしっかり阻んでくれる仕組み
過去の出来事はすべて、
成長のための経験という概念にしませんか