日本国内の店で花王の紙おむつ「メリーズ」が消えた 1月26日より |  今中基のブログ

日本花王尿不湿说再见:1月26日起全面限购
紧急通知,花王尿不湿在经历了几次风波之后,1月26日起,日本花王公司开始将旗下的花王尿不湿全线涨价,另外一定要带着母子手册的宝宝并且是0-2岁的家族才能申请花王购买卡行购买。

品薄問題が続いていた花王の紙おむつ「メリーズ」が、1月26日より一斉に値上げされ、さらに購入制限が設けられた。購入できるのは、0-2歳の赤ちゃんがいる家族のみ、しかも母子手帳提示の上で申請できる「お買い上げカード」が必要になる。

 

空空如也的货架,日本商家已被逼疯!
空っぽの商品棚、困惑する販売店!


 

花王产品限购通知:
花王製品に関する購入制限の「お知らせ」

上图通知主要内容:
1.有孩子的并且孩子在0-2岁之间的可以购买。
2.需携带母子手册『这是在怀孕期间到各大医院做孕检时使用,以及孩子长大后的一切检查时使用。』即中国的出生证明。
3.需携带有花王公司发出的花王系列购买卡。
4.一个月每人限购8包。
注:不是中国人不能买,只要在日本持有母子手帐的外国人,还可每月正常购买8包。

「お知らせ」に書かれた購入条件は次のような内容だ。
1. 0-2才のお子様がいらっしゃる方
2. 母子手帳(中国の出生証明に相当)をお持ちの方
3. 「メリーズお買い上げカード」をお持ちの方
4. 一人、月8パックまで
注)中国人が購入できないのではなく外国人でも日本の母子手帳を持っていれば、毎月8パック購入可能である。
日本で生活したことのない人は、この「お知らせ」の意味が分かりにくいかもしれない。母子手帳というのは、妊娠中に各市町村で発行される手帳で、妊婦健診や生まれた子供の健診に使うものだ。また、これがあれば日本政府からの補助も受けられる。
つまり、今後日本では特定の人しか「メリーズ」を購入できない、特に転売目的のブローカーには販売しない、という意味がこの「お知らせ」に含まれているのだ。

 

下图为日本佐贺市的母子健康手帐:
下図:佐賀市の母子手帳

花王公司就产品脱销一事做出表态,对日本本土顾客表示道歉,希望通过一些手段解决现阶段产品脱销问题。花王不承认海外代理渠道,希望海外顾客购买当地花王公司的产品。
花王は「メリーズ」の品切れに関して日本の顧客に謝罪するとともに、こういった対策によって問題が解消されることを期待している。また、海外へ代理店経由の転売を認めておらず、海外顧客には現地の花王製品を購入してほしいとしている。

 

(一言)
2年ほど前、あることがきっかけで花王の紙おむつについて調べたことがあるが、中国の乳児の母親は紙おむつについては特に神経質で、日本製について絶対の信頼を持っている。花王では中国に製造工場をつくり「メリーズ」ブランドで日本国内同様に製造販売をしているが、母親たちは同じ「メリーズ」でもメイドインジャパンでなければならないようで、日本在住の親類縁者などのツテを使って購入を図っている者も多い。また日本在住の中国人の中には小遣い稼ぎに手数料などを取って商売行為をしている者も少なくない。品切れの要因である。
紙おむつに限らず、中国人の日本製品に対する信頼度は非常に高い。政治の世界でも同様だとよいのだが・・・。