ノーパン居酒屋‘セ汁’開店だよ。
さて。私今、モーレツにピアスをあけたい。
モールスじゃないよ、モーレツだよ。(つるに捧げる。)
それは何故か。
髪の毛をいつもポニーなテール仕様にしてるからだ。
実は元々5~6個、あいてた。
けど全部ふさがっちまった。
腐ったのね・・・。
初めてピアスをあけたのは、今からさかのぼること100年前。
高校1年生だったわ。
どうやってあけるかもイマイチ知らずに、姉のピアスを見て、‘いいなぁ~。私もあけたい’って言ったのが始まり。
すかさず姉が‘じゃ今度私の友達のあこちゃん(仮名)が家に遊びに来た時にあけてもらいな!’
と、いとも簡単に言った。
この後の恐怖も知らず私ったら・・・。
そしてあっさりあこちゃんはやってきた。
あ 「セシル~!ピアスあけたいんやろ?簡単やで。ちょっと待ちや!」
セ 「・・・・・・・・??」
なにやら見ていると、オペの準備が始まった。
あこちゃんが手にしているのは、安全ピン。
なんかライターで消毒らしきものをしている。
そのあとオキシドールかなんかで、さらに拭いていたような・・・。
(まさかとは思うけど、あのグッズで耳に穴を開けるつもり?)
おどおどして見ている私は、完全に雨に打たれた子犬のよう・・・。プルプル・・・。
しかしそのまさかだった。
あ 「さ~て。あけようか?」
セ 「無理です。」
あのね。
安全ピンの使い方、間違ってますよ?
普通安全ピンってのはね、布と布をとめるものです。
穴をあけるものでもなければ、食べ物でもありません!!
あ 「すぐ済むって。痛くないし。」
セ 「心の準備が出来ません。しばらくお待ち下さい。」
あのね。
あんなぶっとい針、刺しといて‘痛くない’わけがないじゃない。
血とかダックダクに出んじゃないの!?
あ~だこ~だと言って、小一時間暴れまくる私に、業を煮やしたあこちゃんが、‘ちょっと!!そんなにビビられたら、こっちまでやりにくいやんか!どうすんの!?’
はい・・・・すいません・・・。
じゃ・・・どうぞ・・・。
と言ってその時は来た!!!
ズブッ。
エンダァァァァ~~~~イヤァァァ~~~(ホイットニー・ヒューストンより)
なんのこっちゃ分かりませんでした。
ただ。
ただ鏡をのぞけば、耳に安全ピンがささってる。
なんでしょうか?
この耳に安全ピンっていう、ミスマッチな耳加減。
まるで塩味のチョコのようです。(あら。意外とおいしい)
気持ち悪いんだけど、鏡を見ずにはいられないこのR18指定。
しばらくたって安全ピンをはずす時がやってきました。
またまた大暴れのセシル。
「もういい!!もういい!!このまま学校行く!!安全ピンのまま学校行く!
行くったら行く!!!」
そういう訳にも参りません。
そんな女子高生、新聞・雑誌・メディアに引っ張りだこです。
ガクガクプルプル・・・・。
ニョッ。(安全ピン取った。
プチッ。(ピアスを入れた。
完成。
あ 「さ~て。左いってみようか!」
言うまでもなく、片方の耳だけでギブアップ。
(あこちゃんなんて、二度と家に来なくていい・・・。)
こんなに初めてのピアスは鮮明に覚えているのに、それ以降のピアスの記憶が全くありません。
けど、常に1個はあいてて、それが腐ってふさがると、またあけて・・・の繰り返しで、両耳あいてた記憶がありません。
そういえば・・・。
なんか自分でガチャン!ってやってあけたこと、あるな・・・。
あれも怖かったな・・・。
こんなに怖い思いをしているにもかかわらず、全ッ部ふさがってしまうという悲しい運命の持ち主、その名はセシル。
あの恐怖はイヤなんだけど・・・・
だけど・・・やっぱりあけたいっす!!
おら、がんばるっす!!
今度は何であけよう・・・。
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