『あゆみ』をめぐる会話 | こどものちから 

『あゆみ』をめぐる会話


通知表の呼び名は、地方によって違うかもしれませんが、
私のところの地方では、小学校の通知表は「あゆみ」といいます。



で、この前の、長男いー との会話。


いー「あさって、あゆみが来るよ」 (もちろん、通知表のこと)

 「何しに来るの?」 

いー「……」

いー「いや、『何しに』って…」



 「遊びに来るの?」

いー「いや、そうじゃないと思うけど…」

 「じゃあ、勉強しに?」

いー「いやあ、特に用事はないんじゃないかなあ」


 「ふ~ん。で、何時ごろ来るの?」

いー「ぼくといっしょに来る」

私 「一緒に来るの? いつもは、しばらく経って来たりするけどね」

いー「あゆみは、そうじゃないと思うけど…」


 「そう。でも、初めて聞く名前やね。上の名前(苗字)は何ていうの?」

いー「上の名前? う~ん、知らない」

私 「えっ? 上の名前知らんの?」

いー「うん。たぶん、ないんじゃないかな」

 「そんなわけないわ」

いー「でも、あゆみっていう名前しか知らん」

 「それでも、ちゃんと名前には、『さん』とか『ちゃん』とか付けんといかんよ」

いー「あゆみ…ちゃん?」

 「そう」

いー「でも、みんな、『あゆみ』って言ってるし」

 「だめ。ちゃんと、『あゆみちゃん』って言いなさい」



で、2日後、
いーは、通知表をもってきた。


いー「あゆみちゃんが来たよ!」


 「どうも、いらっしゃい! 

   … あゆみ…ちゃん??」


すべて、事実です。