かわいいキンモクセイ

そろそろいろんな木の可愛い新芽が固まり

濃い緑色に変わってきている頃でしょうか。

キンモクセイも何センチか大きくなっていると思います。

僕の場合どのように剪定するというと

大多数がエンジントリマーや両手鋏で刈り込むのが簡単で早いのですが

僕はマイノリティな透かし剪定で仕上げます。

するとこの様な感じになります。

剪定する事でデメリットももちろんあります。

剪定でだいぶ枝数を落としたので今年は芳香が少なくなりますし

少なからず枯れる枝が出ると枝数が少ない分目立つ場合もあります。

自然を人がコントロールする以上すべて完璧に管理するのは難しいですが

来年の春にはまるで花の様に新芽が芽吹きます。

もう少し詳しく説明しますと来年は剪定しなくてもいいと思いますし

内部から新芽が出る予定ですのでさらに小さくできると思います。

また剪定して枝の更新する事でこのまま大きさを維持もできます。

一言に剪定と申しまして様々な対応や時期や仕立て方があります。

花を楽しむ為にはやはり花芽を形成する前に剪定するのがいいですし。

小さくする為の剪定ですとやはり花芽は減るのでまた時期や落とす量も

変わります。

庭木を楽しむのは人それぞれです。

来年は花だけではなく新芽を楽しんで頂けると庭師として幸せを感じます。