アンニョンハシムニカ<m(__)m>
赤ちゃんが生まれた時の泣き声は、民族や人種に関わらず、全世界共通の音の高さで約440HZ――「ラ」の音って知っていましたか?
(>_<)
民です。
今回も前回に引き続き、クロツラヘラサギの生態「民の祖国訪問日記~season4~祖国の人々との思い出」をお届けします。
第2弾は、この人!
ミギョン!!!!!!!!!!
またまた、「誰!?」ってなりますよね(笑)
簡単に説明すると、彼女は食堂のウェイトレスです。
前回のブログでも書きましたが、自分は昨年、5年前と同じ講習所に宿泊しました。
その際、再会を果たしたのが、5年前に出会った4人のウェイトレスの中で最年少だったミギョンでした。
5年の歳月が流れ最年長となった、彼女。
22歳で新人ウェイトレスだったミギョンは、当初、自分たちが話しかけても恥ずかしがって目を合わせてくれませんでした。
緊張していたのかあまり笑うこともなく、仲を深めるために顔芸や一発ギャグをよく披露していました(笑)。
その甲斐あってか(?)、いつの間にか仲良くなり(そう思っているのは自分だけかもしれませんが……笑)、祖国の歌を教えてくれたり、なぜ自分がそこで働くようになったのかなど、いろいろな話を聞かせてくれるようになりました。
彼女は元々「歌手になる」夢を持っていたそうです。
彼女から何曲も歌を習いましたが、歌唱力はプロ顔負け、容姿もとてもきれいです。
では、なぜ彼女はウェイトレスをしているのか?
それは、「自分のやるべきことがあったから」でした。
愛する祖国のため、自分が何をすべきか考えた結果だったそうです。
もちろん、この話だけを聞くと、「祖国では夢を犠牲にしないといけないの?」などの疑問を感じるかもしれません。
しかし、そうではありません。
ミギョンだけでなく、祖国の人々は「祖国の発展」と「自分の幸せ」を同じように考えているのです。
決して自己犠牲などではなく、祖国に貢献することが彼らの「夢」でもあるのです。
5年の歳月が流れ、恥ずかしがり屋で、事あるごとに「オマ!」(オマナの略語で『あらまあ』など、驚いたときに主に使う言葉。『まったく、もう』のような使い方もする)しか口にしなかった彼女は、自分の顔芸やギャグを上手くかわすスキルを身に付け、後輩たちを指導する立派なウェイトレスになっていました。
でも、彼女の想いは5年前と変わっていませんでした。
祖国を経つ2日前、「結婚することになった」と彼女がこっそり教えてくれました。
結婚したら、ウェイトレスとしては働けないかもしれません。
即ち、2度と会えないかもしれません。
そんなことを考えると、何だか淋しくもありました。
でも、祖国とともに歩む同じ道の上で、きっと再会できると信じています。
そう言いながら、祖国を旅立つ日に号泣した31歳のおじさんの話でした。
きも~い(>_<)
ちょっと恥ずかしいことを書いてしまいましたが、人生に出会いと別れは付き物ですよね。
祖国の人々と通わせた情が、自分を突き動かす大きな原動力でもあるのです。