夏期休暇中に、中級部のときにとてもお世話になった少年団指導員先生(C先生)と当時の少年団委員数人で食事に行きました。
中3のとき、C先生からは本当に多くのことを学びました。
特に、朝鮮人としてどう生きていくべきなのかということと、礼儀作法についてはたくさん教えていただきました。
礼儀作法で言うなら、サモニムという呼び方、拍手や乾杯の仕方、家にお邪魔するときには手土産を持っていくのが常識だということなどなど・・・
今では当たり前のようにしていることですが、それらはすべて14歳の頃にC先生に教わったことです。
当時、少年団活動も、私たちの意見を何よりも尊重して伸び伸びと、思いっきりさせてくれたのを覚えています。
高級部と併設されていたため、学芸会もなく、運動会も高級部の先輩たちがメインだったため、中級部での運動会や学芸会の開催を提案し、先生たちに助けられながら、運動会と学芸会をさせてもらったのは、特に印象深いです。
(この2つの行事は、14年が経った今も母校で行なわれているようで、本当にうれしい限りです)
また、民族教育に関する討論を、何度も何度もしたことも忘れられません。
あの1年は、今の私の土台を作ったと言っても過言ではないかもしれません。
そんな思い出いっぱいのメンバーと、当日は近況や今後のこと、今の悩みなど、14年前に戻ったかのようにいろいろな話をしました。
その中には、教員が3人いたのですが(初級部少年団指導員、中級部少年団指導員、高級部朝青指導員を務めています)、彼・彼女らがC先生に教わったことを今、学生たちに教えているということを聞いて、当時のC先生の教育方針が受け継がれていることに、少なからず感動しました。
また、皆が卒業を目前にC先生にいただいた言葉を忘れずに、今もそれを行動の指針としていることに驚きました。
今の自分の生き方を選択したのはなぜだったのか、初心に返ることができた、とても有意義な時間でした。
ぜひともまた集まろうと話しているので、その日まで私も彼らの前で恥ずかしくないように頑張らなくてはと、改めて決意しました。
次は、『朝鮮少年』と『セセデ』を持参して、C先生や現場の意見を聞こうかなと思っています^^