補助金打ち切りに断固反対! | セセデブログ

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最近、ある癖が治らない。

それは事あるごとに歯を食いしばってしまうこと。

しかも肩も自然と力んでしまうから肩こり、頭痛が半端ない。

さらに残念なことに、力みすぎて両腕とも筋肉痛になるという謎の症状に悩まされている。


事の原因は極度のストレスと憤りに違いない。

それには、もちろん心当たりがある。

あの衝撃的な発言だ。

世間を騒がしているこの信じがたい事実。

そう、神奈川県の黒岩知事が、神奈川朝鮮学園への補助金を突如打消したことだ。


この「理由」に対して黒岩知事は、

「朝鮮学校と『北朝鮮』は関係ないと県民に理解してもらう自信がない。

盾になり続ける気持ちが失せた」(『神奈川新聞』)と説明したという。


核実験とウリハッキョで学ぶ子どもは何も関係ない。


「県民感情」。

税金を納めている保護者は県民ではないのか。

またその子どもたちは県民ではないのか…。

理解に苦しむ説明に、当然納得などできる訳がない。


18日、補助金打ち切りの通告を受けた神奈川朝鮮中高級学校で緊急集会が開かれた。


そこで、沢井功雄弁護士は、これは憲法14条の平等原則に反している。

強く抗議すべきだと主張し、参加していた朝高生たちに「あなたたちは何も悪くない。

自分の生き方に誇りを持って生きていきなさい」と語尾を強めたという。


神奈川県と言えば、国際化を進めてきた「先進県」である。

ドイツ、中華学校などの外国人学校も多いここ神奈川の県知事が、

朝鮮学校への補助金を打ち切ることは、

外国人と日本人が築き上げてきた信頼関係に泥を塗る行為ではないだろうか。


私は歯を食いしばりながら、この「矛盾だらけの決断」と戦い続けていく。

例え、食いしばった歯がボロボロになったとしても。