実はですね。
自分、シマノのメタニウムmgシリーズが大好きなんですよ。
俗に言う07メタとかメタマグっていう機種が。


そのボディのリールをエクスセンスも含めたら7台所有しておりまして、ギア比とラインの種類、太さで使い分けてるわけですよ。


それでもやっぱりよく使う個体ってのが出てきまして、フロロの12lbと14lbをい巻いてる個体はよく使うね。


イコールその分メンテも多くなるわけで、この前もチャーっとバラしてあげたんですわ。





そろそろハンドルノブに入れる用のベアリング以外にもほかの規格のベアリングもストックしようかなと思ってきたよね。


そんで、今回の記事はこれとは別。
今回はアニジャのメタニウムの話。
これがまた凄いのよ。
大変なことになってるのよ。


ナニコレ。
クラッチ聞かないし、巻感もクッソだし。
何もかも終わってるに等しい。


そんなリールをダメ元で、どうなるんだろうと興味本位でバラしてみる。



ちょっと分かりにくいけど、スプールシャフトとベアリングが錆びて固着してたし、その他至る所が錆びてる。


ボディ内部には結晶がわんさか。


これの原因は塩噛み。
そう、海で使った後にそのまま放置してこうなったのだ。


これはもう、ゆで卵を生卵に戻すくらい不可能だろうと半ば諦めでメンテナンスを開始。


ピニオンギアは青錆だし、なんなら欠けてるし。ドライブギアも欠けてたし。


それでも何とかしてやろうと言う努力をしてみたらなんと!



我ながら素晴らしい。
さすがに錆びたベアリングと欠けたギアのせいで巻感はゴリゴリしてるけど、それでもここまで回復すれば温泉卵くらいまでは回復させれたようなもんだよね。


これを見てる貴方。
オーバーホールを定期的にしろとは言わないので、ちゃんと大切に可愛がってやってあげてください。


お高いリールも可哀想だよ。
お高いリールも使い方1つでダメになるよ。


では、おつ。