Androidを搭載した一部端末にサービス不能(DoS)へ陥る脆弱性が存在するとして、アップデートを呼びかけている。
脆弱性情報サイト「JVN」によれば、システム領域を参照する際の処理に不具合があり、特定のファイルへアクセスすると対象製品が強制終了させられ る可能性がある。Androidエミュレータ上で今回の脆弱性は確認されておらず、一部端末における実装に依存した問題だという。
Androidを搭載した一部端末にサービス不能(DoS)へ陥る脆弱性が存在するとして、アップデートを呼びかけている。
脆弱性情報サイト「JVN」によれば、システム領域を参照する際の処理に不具合があり、特定のファイルへアクセスすると対象製品が強制終了させられ る可能性がある。Androidエミュレータ上で今回の脆弱性は確認されておらず、一部端末における実装に依存した問題だという。
インターネットには、この問題を突いて他人のアカウントを乗っ取る方法について解説したブログも出現。Skypeのアカウント登録に使われている電子メールさえ分かれば、そのアカウントを乗っ取ることができてしまうと説明していた。
ロシアのKaspersky Labによれば、この情報はロシアの複数のブログで2カ月ほど前から出回っており、実際に悪用されているという。
Skypeは14日、問題が指摘されたパスワードリセット機能の提供を一時的に中止した後、パスワードリセットの手順を更新して、問題を解決したと報告した。
この問題は、同じ電子メールで複数のSkypeアカウントを登録しているユーザーが影響を受けるといい、同社は影響を受けた可能性のある少数のユーザーに連絡を取り、対応に当たっていると説明している。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1211/15/news038.html
シマンテックは11月11日、2013年のサイバーセキュリティの動向予測を公式ブログ で公開した。同予測は、同社のセキュリティ専門家ら数百人の意見がもとになっている。
今回公開された2013年の予測の主なポイントは以下の5つ。
同社は2013年以降、国家や組織、個人の間の競争がサイバー世界でも大きな意味を持つようになると見ている。情報を得ることや、標的に資金的なダ メージを与えることを目的として、国家や組織化された個人の集団がサイバー攻撃を行うことが増えるという。また、政治的な諸問題の支持者や紛争地域におけ る少数グループの構成員など、個人やNGOに対する攻撃も増加すると予想している。
攻撃手法や手口に関しては、偽のウイルス対策ソフトウェアが減少する一方で、システムを使用不可にして復旧を条件に金銭を要求する「ランサムウェ ア」が増加すると見られている。オンライン送金が可能になり、金銭の受け渡しを確実に行える環境が整ったことが要因だとされている。