こんにちは。

今日も読んでくださっている方、ありがとうございます(^∇^)

最近また読書することが多くなっています。



なぜ、僕が本を読むか。

それは、「自分の器量(スケール)」を大きくするためです。



経営者になれば、

ビジョンを示し、経営哲学を持ち、事業を作り出し、社員や取引先の生活を守るという

とっても重大な任務が待っています。



残念ながら、今の僕はそこまで至っていない。

やってやるという意気込みと、やればできるという自負はありますが。



事業を作り出すことも大変ですが、その根底にある考え方がしっかりしていなければ、

利益を出すことも、社会の中で長続きすることもできない。

つまり、「存在意義」がないものしか創りだせない。



そんな、問題意識でむさぼるように本を読んでいます。

もちろん、人の話を聞いたり、実際の経験で学ぶことも同じように大事だと思います。

ただ、時間が比較的ある今しかできないという意味では、読書を最優先させています。



今回読んだ本は、そういう意味では大変にお手本となる、本当にスケールの大きな人の本です。

「日本資本主義の父」とよばれている渋沢栄一です。

現在の日本を代表する会社のほとんどの設立にかかわり(500社とも)、一例をあげれば

みずほ銀行、東京海上日動、東京ガス、東京電力、日本郵船、清水建設、日本経済新聞者社などなど!



国民の生活になくてはならないサービスを提供する大企業群をつくったところもすごいですが、

三井や三菱のような財閥をつくらなかった点も称賛されています。



渋沢栄一は、「私利を追わず公益を図る」との考えを貫き、

財閥を形成すれば渋沢家に莫大な富をもたらすにもかかわらず、そうはしませんでした。



また、実業の道で単に利益を追求するのではなく、「論語」の精神をもって、

経済と道徳を両立を唱えていました。

その思想がかかれたのが、「論語と算盤」です。



その考え方は、今となっても古さを感じさせず、もはや現在の「米国を中心としたグローバル化経済」

に警鐘を与えるタイムリーな内容となっています。


「モラルなき金儲けは必ず失敗する」

「富を得ることが問題なのではない、その手段が問題なのだ」

「道徳観念の欠けた功利学は社会に害をまき散らす」

(以上、本文より。文章は渋沢氏のではなく、著書の渡部昇一氏が意訳したもの。)


などなど、サブプライムショックから抜け出せない現在の世界経済を見て、

渋沢氏だったら、どんなコメントをし、どんなアドバイスをしたのでしょうか?



その本の中で、事業について印象に残る言葉があったので、最後にご紹介します!



『有と無の間に立つのが本当の商業である』


『商業とは、かたや物品を製造し、かたや物品を消費する、その間に立って

「有ることと無いことを通じさせる」仕事である。

言い換えれば、需要と供給の間を取り持つ仕事である。

だから、商業というのは、もちろん自分のために行うには間違いないが、

その事柄は自分一身の利欲だけでは為し得られないものである。』

(人生百訓P130より)


何よりも大事な「事業の基本」を教えてもらいました。


渋沢栄一 人生百訓―真の成功にいたる道/渡部 昇一

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渋沢栄一『論語と算盤』が教える人生繁栄の道/渡部 昇一

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昨日、コンビニで雑誌を買いました。


プレジデント 2010年8月30日号

「経営トップ130人が告白 自分が変わった!この一冊。」


経営者が読んでよかった本、ぜひ若い世代に読んでほしい本がたくさんのってます。

その中で、気になった本が五木寛之の「人間の運命」


三菱地所の木村社長が、次のコメントで薦めていたので、早速アマゾンで買ってみました。


「人生は思うどおりにいかない。

しかし、勇気をもってそのことをはっきりと認めることで、

人生に対して前向きな希望がもてるようになる。

自分の将来を見据えるうえで、ぜひ読んでほしい。」



本の中で次のフレーズが僕には、強く印象に残りました。


「人間は、運命に流されて生きていく。

それを認めたうえで、私はあえてこう言いたいと思う。


いまの自分の生き方は、自分で決めているようで、

じつはひとつの大きな手のなかで導かれているのだ、と。


そして、その私たちの今日の運命に対する受け入れかたが、

明日の未来の運命を左右するのではないか、と。


過去からせおわされた運命から逃れることはできない。

しかし、明日の運命は、いまこの自分にかかっている。私はそう思う。」



深いこと言うなぁ、五木さんの人生経験の広さと、その洞察力に圧倒されます。


運命という変えられないものがあると同時に、

今日の「受け入れかた」という自分で変えられるものがあって、

明日が変わっていくというのか。


今をどう思うかで未来が決まると考えると、希望がもてます!


今できること、頑張ろうっと。 ヾ(@°▽°@)ノ


人間の運命/五木 寛之

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東京の今日の天気予報は、雨のち曇りでしたが、雨は降らず、

わりと過ごしやすい感じです(^∇^)


前回に続いて、景気の「二番底」についてですが、

ちょうど昨日米国でレポートが出ました。


「2012年までにリセッション再突入も-米サンフランシスコ連銀客員研究員」(2010/8/9 ブルームバーグ)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aFkDjhElHVFk

見方は当然色々ありますが、僕は「悪いものを出し切らずして本格回復はない」と考えているので、

「二番底」がくることを想定しながら、仕事の準備や資産運用をしています。

(もし来なかったとしても、「最悪」を想定しながら準備することは、よいことだと考えています)


さて、前回の2冊をもとに、これから何が起きそうかを書きます。




■今後、米国を中心に世界で起こりそうなこと


①米国政府による金融システムの統制化

  まずは本年7月に「金融規制改革法案」が可決

  →実際に政府権限の拡大・大手金融機関の監督強化が主旨


②不良債権等をきっかけとした米国発の「金融危機」の再発


③株価の暴落

  ダウの下落→金利低下→ドル安(特に対円。対ユーロは相対性)

  日本を含む各国の株価の下落(20-30%程度)

  金・銀・プラチナなどの実物価格の上昇


④中国に対する「元切上げ」圧力の増加と、緩やかな元切上げ


⑤EU諸国における第二のギリシャ財政危機発生(続くユーロの不安定)


⑥中長期的には、米国中心経済から、米国・欧州・アジア、

もしくは米国・欧州・BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)の多極化経済に移行する。

特に、中国の経済的、政治的存在感は一層増す


⑦(一つの可能性として、)イランに対する軍事力行使(核施設への空爆など)





金融危機だけならともかく、米国がまた戦争!?と正直僕も2冊を読んで戸惑いました。

米国の悪い傾向として、国内の状況が悪くなると、強いアメリカを謳い、

国民の目線を国外へそらすために、戦争をすることがあげられます。


結構過激なことを書く副島さんの著者だけならともかく(笑)、

ソロスの最新の著書にまで軍事力を行使する可能性が示唆されています。


「衰退しつつある超大国のアメリカが、経済的にも政治的にも優位を失い、

それでいて最強の軍事力を保持しているというには、きわめて危険な組み合わせです。」


「二番底が発生した場合、アメリカ人はポピュリスト的な煽動政治家があらゆる恐怖を

掻き立てるのに、やすやすと乗せられてしまうでしょう。」


「オバマ大統領が失敗すれば、次の政権は国内の問題から目をそらす事件を作り出す

誘惑に強く駆られることになります。」(以上、全てソロスの講義録P187より)



オバマ大統領は公約として「イラク駐留米軍の撤収」を8月一杯までに行うこととしている

ので、今すぐ仕掛けるということはないのでしょうが、支持率が40%台にまで落ちている中、

今年11月の中間選挙の結果が悪く、加えて金融危機が再発したとすると、軍事力の行使も

ありうるのかなと、つい考えてしまいます。


日本も、世界も早く明るい社会になってほしいものです!