先日テレビで「かわいい」という言葉が「kawaii」として世界各国で流行っているという特集をやっていた。
「かわいい」は広い概念で、女子高生なんかはそれを更に細分化して使用しているらしい。
最近では、アンガールズとかペナルティとかが「キモかわいい」。とか、倖田來未が「エロかわいい」とか、
「ださカワイイ」服とか、、、もう何でもいい訳です。
とにかく意味が広く使い勝手が良いので良く使う。
どうやら、場の一体感を作る上で重要な言葉らしい。
「●●さんってかわいいよねぇー」「そうだよねー」
「これかわいいー」「いや、かわいいー。」
ってな具合に、あんまり意味はなく、場の一体感を形成する上での役割を担っている。
みんなが、同調したがっている時に、
「そうかなー。私はどっちかって言うと〇〇だなぁ。」
なんて言うと一体感がそがれる。
一体感がそがれるのを人はあまり歓迎しないのだ。
しかし、
果たしてそれが一体感なのか?
企業で求められる一体感とは質が違うと思います。
ここで言っている「かわいい」の一体感は、「同質化」ということではないでしょうか。
これは、企業の中でも注意しなければいけないと思います。
従業員同士がコミュニケーションを多くとり、仲良くなることは歓迎すべきことですが、
それは風通しを良くして、意見が言いやすい環境や会社と個人が成長するための土台を
作るという意味です。
仲良くなることでひとつのカルチャーを作り上げ、
異質なものを排斥し、同質を求めすぎると弊害も生まれる。
カルチャーが集団思考に変わり、カルチャーにより同じ行動を促し、同じものになり、
同じ見方をするようになると、企業を衰退させていく原因にもなる。
「同質」では、変化・変革が生まれない。否定がないので「破壊」がない。
つまり「創造」ができない。
では、一体感とは何か?
始めから「ある」ものではない感じがしますね。
イメージとしては、何か異なる考えの人がいたり、困難があって、
議論などの能動的なアクションの末に「獲得」するもの。
人はそれぞれ、価値観や考えが異なる。全く同じであるわけはない。
それを、理解しようとし、相手を受け入れ自分も変化していく。
そして相手との接点を広げていき、新しい考えを創造していく。
そこから、僕らが目指す「一体感」が生まれていくのでしょう。
つまり、自分の思考や価値観が能動的なアクションによって変化し、
それが他と交わった時に「一体感」を感じるのではないでしょうか。
丁度、社長のblogで同じようなこと
が書いてありました。議論ができる会社がいいのです。
「同質化」はシナジーを生みません。
一方、「多様性」はシナジーを醸成し、危機回避も担保します。
近年のジャイアンツの全員4番打者打線(まさに同質化)は、組織の弱体化を招いただけでしたね。
多様性のあるメンバーのロッテにはシナジーが生まれているのです。
以下は、個人的には是非会社の行動指針に組み入れたいと思っています。
他人の考え方の相違点や組織の多様性を尊重し、
自らを成長させる機会と捉え接しましょう。
