一昨晩、珍しくイチローがTVで対談していた。
かなり素のイチローが見られた。
そこで一つ響いた言葉。
「(年齢とともに)体の脂肪はついてくるけど、
精神の脂肪もついてくる。これはやっかいだ。」
と。
文脈から自分なりに発展させて解釈すると、
年齢とともに、偉くなってきたりすると、プライドや驕り、或いは自分の経験則上信じる
価値観などに固執してしまい、人の意見なども聞かなくなってくる。
(脂肪が邪魔して聞こえなくなる。→裸の王様に。)
そういう点で、イチローは、
「仰木監督の無邪気さが、とてもうらやましかった(惹かれていた)。」
と言っていました。
なんと「惹かれる」とは、「若い心」と書くのですね。
まさに、「無邪気な若い心に惹かれている」と。
精神や心に脂肪の無い、無邪気な「若い心」は、なぜ人を惹きつけるのか?
無邪気さ から僕が感じるのは、
子供が一心不乱に何かに取り組んだり、
遊んだり、相手に関心を寄せ、相手だけを見てふざけたりしているところ。
「今」に全神経を集中しているところ。
「今、ここ」に生きて反応している人にはエネルギーが充満している。
なので、人を惹きつける。
日本舞踊の世界に「次を踊るな」という言葉があるそうです。
次を予測して踊ることで、「今」の踊りが死んでしまう。
年齢とともに、「今」に集中することが難しくなる。
一つのことを考えるにも、シンプルではなく、自分の役割とか、相手の立場とか
短期的なことか中長期的な話なのか、、、、
・・とにかくいろんなことを考え発言するので、「今」に留まっていない。
なので人を惹きつけない。そのわかりやすい例が政治家の答弁ではないでしょうか。
心の脂肪がつかないように、好奇心を持ち、「今」に集中して生きたいものです。

