アサーティブであること
①「ノー」と言ってはっきり断ること
これは、7つの習慣で言うところの第3の習慣をいかに減らしていくか
の実践的なトレーニングになります。
つまり、以下のようなことに対して、自分の重要軸で「NO」と言えるか?
相手の好意やお誘い
急に振られる仕事、会議、依頼
セールス
長電話
残業・・
自分がやりたくないのに「Yes」を言ってしまい、
後でドタキャンしたり、クオリティが劣れば、周りが迷惑する。
何より自分が疲れきってしまう。
自分と相手に対して誠実に、率直に「No」ということは、
長期的により良い人間関係を築いていきます。
そしてこれもトレーニングが必要です。
②ほめる・ほめられること
ここにもアサーティブなやり方がありました。
特に、ほめられる。というのは結構苦手だったりする。
ほめられた時、
「いや、ほんとに大したこと無いですよ」などと
過剰な謙遜は、かえって相手の気持ちを否定したり、見下す結果になる場合があります。
恥ずかしいと感じるなら、素直に「照れるなぁ」と気持ちを言葉に出すと楽ですし、
自分に対して誠実です。
この自分の気持ちの実況中継をする、(言葉に出す)ということは、
自分にとっての意識付けポイントです。
例えば、
相手が気分を害するのではないか?
ということを伝える時は、引き気味な姿勢で、すまなそうに話すのではなく、
「こんなことを言うと気分を害するか心配なのですが・・・・」
と率直に切り出すことです。
常にアサーティブである必要はなく、それも自分で選べばいい。
以下のようなコミュニケーションパターンを持っている自分を自覚し
使っている時に気づき、アサーティブに引き戻すのか、自己責任において
そのコミュニケーションを行うのかは、自分次第だ。
①攻撃的で常に相手に優位に立とうとする(過度なWIN-LOSEのパラダイム)
②受身的で、自分を卑下していて、人との対立を恐れ責任逃れする。 (過度なLOSE-WINのパラダイム)
③作為的で、正面では対立しないが、周囲をうまくコントロールして 相手に罪の意識を持たせる
ことで得たいものを得る。(ゴシップコミュニケーション)