高齢者は年金で貯金するな！使い切れば、社会経済は回る
おはようございます。竹末です。
さて、高齢者は年金が老後生活の最大の経済基盤です。
日本の年金受給権者は４０４０万人、
年間の総支給額は52兆９６０７億円にもなります。
高齢者のほとんどが「年金では生活できない」と
言われていますが、世の中には余裕のある高齢者もいます。
自分の会社から給与をもらっている人、
企業年金を受給している人や配当金、生命保険など
公的年金以外の収入が入ってくる人もいて、
年金+αで十分食っていけるという高齢者も
世の中には存在します。
このような境遇の人たちは、老後の不安からか
使いきれなくなった年金の残りを全て預貯金に回しています。
貯金が減っていく恐怖は想像以上に大きいのでしょう。
しかし、ですね。
高齢者も勤労者と同様に社会から見たら
「消費者」という立場であることには違いありません。
高齢者にもしっかりと消費してもらわなければ
世の中の経済が回り社会が潤いません。
ダメな日本経済と烙印を押されながらも
日本人の個人金融資産は年々増加し
昨年9月末時点で2121兆円で
米国に次いで世界第2位を誇ります。
また 60歳以上の保有比率は個人金融資産全体の6割を
超えているとみられ、1270兆円もある計算になります。
預貯金以外の金融投資に回していればまだましですが、
日本の金利０預貯金に貯めこむのは最悪です。
高齢者の場合は、年金を全て使い切ったとしても、
次回の支給日に年金額が減らされるリスクはありません。
0になることは絶対にないのです。
その人が鬼籍に入るまで、永遠に支給され続け
いやでも入ってくる。（笑
だとしたら、余った年金を残す必要もなく
支給された年金はその月に全て使い切ることです。
これが社会での高齢者としての務めではないか、
「余裕のある高齢者」はどんどんお金を使って
社会に貢献しましょう。
自らが賛同共感するものに寄付したり
また子供や孫の教育費を出してやったり
孫へのお小遣いやプレゼントをあげたりして
身内にお金を使って消費に回しましょう。
そうすれば、30年間低迷した日本の経済状況が
改善され成長することで景気が良くなるはず。
景気が良くなれば、ひいては、巡り巡って
自分に返ってくることにもなるのです。
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