土地を所有しても建物は建てるな! | トランクルーム投資・コンテナ投資のストレージビジネスは最強の不動産投資

土地を所有しても建物は建てるな!

 

 

おはようございます。

竹末です。

 

さて、小生は、元々、大学の建築学科出身で

工事管理や建築設計、企画営業に携わり

建物を建てる仕事が専門でしたが、

長く建築に関わっていると

自身の人生観や建築観も大きく変貌していきました。

 

大学を卒業し社会に出た若い頃は、

「建築する」という行為が大変愉しく、

何もかもが新鮮で学ぶことが楽しかった。

そして、あらゆる建築の知識を貪欲に

吸収しようという気概がありました。

これが自分にとって一生の仕事だと

希望に満ちていました。

 

そこには、正直儲けたいとか稼ぐとか

経済的な見返りなど、金銭的な欲求は

ありませんでした。若い時は、建築という

世界を全うしたかったのです。

おかげで貧乏社会人でしたが・・・(笑

 

しかし、ある時期に今まで、単的に捉えていた建築が

不動産という世界と切っても切れない関係性で

大きな影響があるということが腑に落ち

一方で、興味ある不動産を学び始めました。

 

そして、建築や不動産の知識を得て

年齢を重ねると、業界の構造やしくみが

わかるようになり、また、時代の変化や波を

乗り越えてくると、世の中の経済原理・原則も

読めるようになりました。

 

で、小生が最近感じ始めたことは・・・

「土地があって、土地を最大限有効活用

するために、必ずしも器を造らなければならない

という必然性は無い」ということでした。

 

日本人は土地が空いていたら、必ず建物を建てないと

いけないという強迫観念、逼迫感があり、

建築基準法も土地へ建設することが前提かのような

土地本位の評価基準を設けています。

 

政府や地方自治体も土地を空けさせておくことが

罪悪とばかし高い固定資産税をかけてきます。

未利用地は「悪」という判断基準です。

 

土地所有の悩みや問題点を解決するために

土地売却という選択肢があります。

売却し所有権が移転すれば、他人の土地になり、

新しい土地所有者の新たな土地の有効利用が

進みます。

 

また、昨今の外的インフレーションによる

建設資材や職人不足による人件費など

リフォームも含め建設費の高騰は

悲劇的です。

 

4,5年前の建設費から1.5倍ぐらいの価格に

なって、首都圏など一部では、若い世代の切実な

住宅取得が、困難になる地域さえあるようです。

 

このような状況を鑑みて

これからの時代は、大きな建設コストをかけ

長期のローンを組んで建物を建設する意味合いは

もはや薄れてきたのではないかと思います。

年々増大する空き家市場がそれを物語っています。

 

その建築は果たして正解なのか

自分にとって本当に必要なものなのか

また、もし建てるなら、その規模やクオリティーは

適正なのか自問自答してみることが必要です。

 

箱作りは、税金を無制限に使える国や自治体、

そしてまた潤沢な資金を持つ企業さんに任せ、

我々は建築しない選択肢もあって

良いのではないでしょうか?

 

大きく変化している現在の日本社会を直視する

と、こんなことを考えざるを得ないのです。

 

 

 

 

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