'56 Gibson ES-225T
前職の会社は東証一部上場企業で今で云う
プライム市場の会社でした。
「社員持ち株会」の制度があり毎月積み立て
していましたが、ある時制度を改定せざるを
得なくなり、一旦積み立てて買っていた株式
を時価に算定して払い戻しされる事となりま
した。ワタシは小躍りして喜びました。
まとまったお金が戻ってくるからです。
ワタシの小遣いで買えない様なモノがこの
お金で買えるのです。
当然ですが、家族には内緒です(゜o゜)
1956年製のGibson ES-225T/Blondです。
品定めに一年ぐらいの時間を費やしてから
新宿区にある老舗のギターショップで買い
ました。
フルオリジナルで大きな傷はありません。
ブロンドカラーが日焼けで黄変している
のはご愛敬です。
なんでこんなにコンディションが良いのに
お買い得なのですか?ショップの店員さん
に訊いてみると…
「人気が無いんです。長期滞留品です」
との事、ワタシは即決で購入したのは言う
までもありません。
中途半端にセンターブロックが入ってますが
ほぼフルアコです。
生で弾いても良い音がします。良きです。
おそらく50年代Gibsonで100万以下で買え
るのはこの機種ぐらいてしょう。
今でも人気はありません。
たぶんこれからもずっと…
でも、これは売らないです。
たぶん売ったら二度と買えません。
たぶん売ったら二度と買いません。
ジョージ・サラグッドは唯一 ES-225を
愛用しているアーティストさんです。
今日も見ていただきありがとうございました。