ども。
馬の耳に遠藤友美賀です。
チラシが出来上がり、各場所に搬入したり折り込む日々が続いている。
重いチラシ束を運んでいたせいか、右肘を痛めてしまった。
だましだまし作業していたが、
昨日くらいから箸ももてなくなってしまったので
思い切って病院に行った。
初めて行く病院。
私の前に一人の患者が診察を受けている。
一人きりなのに40分待たされる。
やっとこさ名前を呼ばれて診察室に入ると
かなりのおじいちゃん先生。
症状を話すと、何やら「腕を捻れるか」とか「上げ下げできるか」とやらせられる。
んでもって、「こうやって捻ることを専門用語でなんちゃらって言うんだ」とか長々説明。
…前の人が長かった理由がすぐさま解明。
レントゲンを撮ることになるのだか、
撮る場所は肘ではなく何故か首だった。
何枚か撮り、診察室に戻ると先生が、
「肘じゃなく首だったでしょー!」
とドヤ顔でまた長々説明しだす。
まあ、要は首からきてるのではないかということらしい。
すると、先生が
「これね、非常にまずいよ」
ええっ!!!
そんなに悪いのっ!!
一気にビクビクなる私。
「この模型見て!!」
差し出すは首の骨の模型。
「この骨は第一頚椎。通称、山手線。丸いでしょ~!」
いやいや、そんな説明いらんから!!!
事実を述べて!!
「本来人類というものは、頚椎は少し前傾に湾曲してるものなの。それは何万年も前から続いてること。
でも、貴方の場合…」
なにっ!!
「ほら、真っ直ぐ。」
!
ホントだっ!
レントゲンに写った私の首は、真っ直ぐ。
むしろ後ろに反ってるくらい。
どうやら生まれつき、そうらしい。
小学生の頃から肩こりと腰痛持ちだったのも、全部このせいらしい。
今回の肘の痛みも、元々首からきていて、重いモノ持ったことで悪化したのだそうだ。
「人類の歴史としてはあっちゃならんことだよ~。」
ニヤニヤ嬉しそうな先生。
「新人類ってことですね。」
私が言うと
「あははは~~~!上手いこと言うね~~!」
と、そこにあった紙に
「新人類」とメモ。
おいおい、今度同じような患者がきた時にネタにする気だろう!
すごい病気ではなかったので一安心だか、
この身体な以上、一生いろんな個所の痛みがつきまとうんだろうな~~。
それはそれでやだな。
…この年齢にして初めて知った真実でした。
★遠藤友美賀★