遠藤=残暑がきびしいざんしょ=友美賀です。
では、わたくしも裏話をば。
ここ何年かお仕事していただいている照明さん。
長尾さんにまつわる話を。
外見は、ハリーポッタ似で少年のよう。
でも内面は、すっごく穏やかで、私のごり押しギャグにもいつも優しく乗ってくださる。
そんな紳士のような方です。
千秋楽の開演前のこと。
ラストのシーンの記録写真を取り直すため、
急遽、シーン5だけ通すことになりました。
前日の終演後に、開演状態にすべてプリセットしてあったため、
小道具やら、セットやら、早替え用の衣装やら、
バタバタとシーン5の状態にセッティングしなおしていました。
そんな中、「シーン5、やるよ!舞台集合!!」の声が。
私は、衣装を着るのが間に合わず、
とりあえず着替え途中の中途半端な衣装のまま舞台へ。
舞台上で、今からの流れを聞いた後、舞台監督さんが
「暗転チェックさせてください!」と。
「暗転チェック」とは、舞台上が完全暗転した時、
変な明かりがもれてないか、チェックすることです。
お!!完全暗転!!
このすきに着替えよう!!
と思った私。
ス―ーッと暗くなる。
今だ!!!
上着を脱ぎ、ほぼ下着の状態。
衣装を着ようとしたその時。
明転

舞台隅で、あわてる私。
すると、それに気がついた長尾さん、
「あ。」
再びスーーーーっと、
完全暗転。
紳士!!!紳士よ長尾さん!!!
自然過ぎて笑えました。
その後、大打ち上げでも、私がいつものごとく、
「脱いじゃうぞ

とかましてたら、隣で聞いてた長尾さんは、仏のような笑顔で
「また、完全暗転しますよ

と、言っておられました(笑)
こんなとっても素敵なスタッフさんに囲まれ、
楽しい本番ライフだったことに、心より感謝しております!
もう、人前では脱ぎません(笑)
★遠藤友美賀★