前回の楽曲感想、ヒトリエの「オン・ザ・フロントライン」の楽曲感想を掲載しました

しかしあのシングルは4曲入り

「センスレス・ワンダー」の再録はともかく、イガラシやシノダが手掛けた曲の紹介はしていません

なのでその2曲の感想を載せます


Selfy Charm/ヒトリエ


前回はゆーまおが作曲した「オン・ザ・フロントライン」を紹介しましたが、こちらはイガラシが作曲した曲から
エモーショナルなギターはあれど、あくまでギターは最小限
重心低めのベースラインやダンスビートを基調としたドラムから生まれるグルーヴで踊らせる1曲で4曲の中では最もポップかもしれません
これも作詞はシノダ
自分は「嫉妬してばかりの女性を男性目線で客観視した曲」と考えたのですが、音楽ナタリーのインタビュー見たら、「美醜」がテーマになっているようで…
なるほど…
なんとなくだけど、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に提供した「Beautiful Moonlight(名義はQU4RTZ。作曲ygashyですがイガラシは作曲に加わったことを明言しています)」の経験も活きてる?

 

さくらのいつか/ヒトリエ

「オン・ザ・フロントライン〜」の最後の曲はシノダが作詞作曲歌を担当
音楽ナタリーのインタビューでも言及されてますし、タイトルがwowakaの命日(YouTubeのコメント欄に書いてましたが、さくらが4月、いつかが5日を示します)指すようにwowakaに向けて作られた曲です
1Aの部分はwowakaが無くなってからの毎年春のこと、それ以外はほぼwowakaのことで中でも、

「それでもあなたが好きそうな歌は書けないよ
書けなかったよ」

を叫ぶ部分は印象的
演奏が歌にフォーカスされているから尚更です
そして、

「あれから一度も覚めることない夢よ」

のように受け入れられてないことを悟らせつつ、最後は轟音が炸裂
ヒトリエを長年追いかけてきたファン程、涙を流してもおかしくない曲ではないでしょうか?


 

野音ワンマンは9/15

ロッキンひたちなかの日に、行かざるを得ないアーティストが出なければいいんだけど…




※前回の楽曲感想


※関連してLIQUIDROOMワンマンのレポ