CDJ3日目
2日目はストレスもなく帰宅でき、前日に出発準備も終えていたので余裕を持って会場入り

・Novelbright[EARTH STAGE](12:10〜)
EARTH STAGE3日目のトップバッターは、

「2020年にJAPAN JAMに出演してもらおうとしたら、コロナ到来。ロッキンもCDJも中止になって2021年のJJでやっと出ていたくことが出来た。」

と海津亮が紹介したNovelbright
昨年に続いてEARTH STAGEのトップバッターである

緑髪にサングラスを着用した山田(Gt.)がやたら目立つ中、竹中(Vo.)の登場と共に始まったのはCDJ23/24、3日目のEARTH STAGEを始める「開幕宣言」
タイトルがタイトルだけに、ロッキンオン側からすればトップバッターで使用したいのだろうか?
竹中の歌声はEARTHのような大きい会場がとても似合うし、沖(Gt.)も気持ちよさそうにギターを弾く
フェスの幕開けにこれ以上なく最適なバンドだ

屋内ではあるものの、コートはそう簡単に脱衣できない幕張メッセに太陽の光を注ぎ込む「Sunny Drop」、圭吾(Ba.)がシンセベースを弾く「seeker」とトップバッターの役割を果たすようにアップテンポな曲を連発する序盤
自分は夏のロッキンでようやくNovelbrightを見ることが出来たのだが、「王道」のイメージがありながら圭吾やねぎ(Dr.)の編み出すリズムがとても強いのがNovelbright
王道ではあっても、鳴らしているのは正統派ロック
王道は王道でも超王道をゆくのがNovelbrightである

「食事と時間が重なりましたが、我々は勝利したということですね(笑)」

という竹中のMCは「何と戦ってるねん」たし、サングラスが取れた山田はくちびるが青くなっていることを弄られたりと、幕間は緩い

しかし竹中の声量は圧倒的であり、「愛とか恋とか」で山田も沖もアコギに持ち替えるのは、竹中の声量を活かすためだろう
音が過剰に前に出すぎないから竹中の声はよりフォーカスされるし、サウンドメイクが冬っぽい「面影」に「ツキミソウ」とバラードを3連続で出来るバンドはそういない
竹中の歌声が簡単にEARTHの後方まで届けられるから出来る戦略だ
なんで「ツキミソウ」で笑いが起こったかは謎だけど(打首獄門同好会の「働きたくない」のように、バンド全体でネタにしているならともかく)

竹中「結成して10年、上京してから数年になるけど、しばらく声が聞けなくて苦しい中でライブをやってきたけど、今年やっと解けてお客さんの熱量が伝わって来るようになった!

と意外にキャリアが長いバンドであること、コロナ禍と上京タイミングが重なってしまったことで、発声制限のあるライブが重なってしまったが、ようやくお客さんの声を聞けるようになったことを喜ぶと、

竹中「楽しい日もあればむかつくような日もある。俺だってそう。むかつく日もあるけど、こうやって音楽と向き合える日があるから生きていける!学校や勉強、部活、子育て。みんなが頑張っているから俺もここまでこれた。ありがとう!それをラスト2曲で証明する!!」

とむかつく日があれど、それらを乗り越えて会場に足を運んでくるから、ライブが成立することを話し、ラスト2曲山田がエモーショナルなギターを弾く「Walking with you(福岡ソフトバンクホークス、野村勇のかつての登場曲!!)」
ここに集いし、全ての参加者に幸せを贈る「拝啓、親愛なる君へ」で終了

最後竹中は、

「CDで聞く音楽も良いけど、サブスクで聞く音楽も良いけど、ライブが最高だ!!」

と叫ぶが、この言葉を持って帰り、可能な限りライブに参加していきたいと思った

セトリ
SC①Friends for life
SC②Morning Light
開幕宣言
Sunny Drop
seeker
愛とか恋とか
面影
ツキミソウ
Walking with you
拝啓、親愛なる君へ

・Conton Candy[COSMO STAGE](13:00〜)
自分はフェスに参加する際は、1組でも見たことがないアーティストを見ることにしている
なのでおいしくるメロンパンを断念し、最近名前を聞くことが多くなってConton Candyを見ること
「ファジーネーブル」がバズったことでCOSMO STAGEはかなりの人が集まっているが、SEを終えると

紬衣(Vo. & Gt.)「本物のロックンロールを鳴らしにきました!!」

とビッグマウスな発言を行い、「baby blue eyes」からスタートするが、双子のリズム隊楓華(Ba.)と彩楓(Dr.)とともに積み上げるのは正統派のロックンロール
音楽が、ロックがやりたいものから生み出したまっすぐなロック

楓華が重心低いベースを鳴らした上に、紬衣がギターソロが乗る参加者のことを歌ったような「プードル」、彩楓の性急な゙ビートに紬衣がブルージーにギターを鳴らす「ロングスカートは靡いて」
どちらも奇を衒うでもない正攻法のロック
数日前に見たトンボコープといい、とんでもないバンドが出てきたなと思ったが、

「CDJ、中学の頃に遊びに来たフェスに帰ってきました。夢も目標も無く、バンドをやって来た。CDJには出たかったけど…すいません、ここは通過点にさせていただきます!!」

と紬衣が宣言するほど、明らかに立ち振舞が違う
ここは通過点、すぐにでも広大な舞台に羽ばたいてしまいそうな風格がある

そのMCから多くの方が見る目的にしていたであろう「ファジーネーブル」
甘くキャッチーだけど、狙い澄ましたようなロックではない
どこまでも飛んでいそうなオレンジの匂いがここにいる

「ファジーネーブル」を終えると、満員だったCOSMOは若干客席に余裕が出てきたが、

「ありがとうございます。「Conton Candyです。」この言葉を何回言えるでしょうか。誰かが音楽で救われたように、自分も誰かを音楽で救いたい。また幕張に戻ってきたいと思います!!」

と紬衣の言葉はどんどん熱がこもる
誰かを救いたいからロックを鳴らす
生半可な覚悟でロックを鳴らしているわけではないのだ

だからソリッドにギターロックを鳴らす「102号室」で紬衣は、

「私は知っている!CDJは楽しいところだって!!」

とかつて参加者として足を運んだこのフェスに敬意を払う
楽しさが苦しみを消し去る
CDJとはそんな楽しいところなのだ

そして最後、パンキッシュに「好きなものは手のひらの中」を鳴らしていったが、見終わったときに感じたのはHump Backを初めて見た時のこと
現在ライブ活動はお休みしているけど、少年少女を支える存在になったように、Conton Candyもそんな存在になると思ってる
超新星がここに現れた

セトリ
baby blue eyes
プードル
ロングスカートは靡いて
ファジーネーブル
102号室
好きなものは手のひらの中

・flumpool[GALAXY STAGE](14:15〜)
一時は音楽フェス自体から遠ざかっていたものの、CDJ19/20で出演して以降、再びロッキンオンのフェスにも出演するようになったflumpool
2年続けてGALAXY STAGEへの出演となる

前年同様、鍵盤もギターも出来るサポートメンバーと共に登場し尼川(Ba.)がシンセベースを用いる「夜は眠れるかい?」が始まると、モニターには去年と同じく歌詞が表示される仕様
ワンマンもこんな感じらしいし、今に始まったことではない
が小倉(Dr.)が性急にビートを刻んだり、世界観がダークだったりと初めてflumpoolを見る人には「こんな曲あったの?」な感じ
「亜人」のアニメ主題歌だったこともあるだろうけど、

「生きる術とは?クソみたいな
愛情 友情 押し付けんじゃねぇよ
悔し泣いて 口遊んだ歌は 誰の歌だろう?」

とアクセントをつけて歌う山村(Vo. & Gt.)の姿にはいつ見ても持っていかれる

しかし

「2013…、やべえ…(笑)」

と挨拶を早々に噛み、阪井(Gt.)に「おいおい」とツッコまれる山村(笑)

いきなり噛んで折角のルックスが台無しになってしまったが、昨年と違って山村がハンドマイクで歌う「星に願いを」は、

「背中を押す 懐かしい歌」

の「懐かしい歌」には、自分の中では少なくてもなってない
今なお背中をおしてくれる現役バリバリのアンセム
巨漢ながら阪井は華麗にギターソロを決めたりと、今なお第一線で戦い続けてる

その直後、山村は自分たちを見に来てくれたことに感謝するも、

「俺たちはvanillasより甘いぞ!!」

とgo!go!vanillasを弄る阪井(笑)
去年も46やwacciを弄っていたが、臆することなくいじれるくらい、肝がすわってるというか

「今年1年はどんな1年だった?悔しいことがあった人もいると思う。それを糧にして後に花を咲かせられるようになれば」

と山村がうまく繋いのだは、タイトルコールで歓声が起った「花になれ」

山村も阪井も制作には関わらず、agehaspringsの百田留衣が提供した曲のため、リリース当時は「ロックバンドがなんでアイドルみたいなことやってるの?」なんて言われまくってしまったが、今でも多くの人に愛されている

「何処まで行けば 笑いあえるの?
自由や希望や夢は 僕が思うほど
素晴らしいかな?輝いているのかな?
未来をこの胸に」

と意味深な歌詞も残しながら

この「花になれ」をリリースしてから15周年
flumpoolはデビュー15周年を迎えたとうことだが、噛み噛みになりながら

「デビュー15周年。それは4人ではできなかったことです。なかなか感謝は上手く伝えられませんが、この曲で伝えられたら」

と感謝を伝えるために用いたのは、2023年にリリースされた新曲「Magic」
生涯現役で思いを伝えていく
その姿勢がここに詰まっている
思えばflumpoolは2021年に所属レーベルのA-Sketchと業務提携する形とはいえ、事務所を独立した
山村はテレビ番組のコメンテーターになったりと、活動の幅も広がっているがこれからも音楽を届け続けることに変わりはない

そして最後、曲がただでさえ長いflumpoolだから5曲でラストを迎えるも、そのラストは昨年阪井が

「「君に届け」は後でやる!!」

と予告した通り、バンドの代表曲である「君に届け」
途中、阪井と尼川が見つめ合う場面もあったりしたが、終盤で山村は

「JAPANが大好きだー!!」

と愛を叫んだ

どちらかと言えばflumpoolは、MUSICAの方が熱心に取り上げている気がするけど、ロッキンオンも今なおリリースの度に長いページを割いている
flumpoolとロッキンオンはまだ相思相愛の関係なのだ

ひたちなか時代のロッキンには、LAKE STAGEやSOUND OF FORESTに出演していたこともある
今のロッキンだとPARKかHILLSIDEになってしまいそうだけど、いずれはロッキンにも戻ってきてくれそうな気がする
並びにこれだけJAPAN愛を叫ばれたら2024年末も幕張でflumpoolと会えそうだ

セトリ
SC.two of us
夜は眠れるかい?
星に願いを
花になれ
Magic
君に届け

・羊文学[GALAXY STAGE](15:20〜)
見るのはJAPAN'S NEXTが渋谷のO-EAST周辺でやっていた2019年以来
夏のロッキンで見る予定が、コロナに疾患して見れなくなってしまった羊文学
4年ぶりかつ、ロッキンのリベンジでようやく見れる日が訪れた

始まるから分かっていたことは言え、来年横浜アリーナでワンマンするバンド、並びに「呪術廻戦」のタイアップをもらっていたこともあり、案の定GALAXY STAGEは入場規制
昨年、おいしくるメロンパンの裏でCOSMOを規制にしたとは聞いたが、1年で更に規模は大きくなっている(なおおいしくるメロンパンもこの日ちらっと見たが、もうCOSMOの規模では収まらないレベル。Zepp Shinjukuがソールドする規模なのでまだまだ衰えてない)

時間になると、SNSも流れずステージに現れるやいなや

塩塚モエカ(Vo. & Gt.)「今年最後のライブです。楽しんで、いきます!」

と意気込み、羊文学特有のドリームポップを見せる「あいまいでいいよ」でフクダヒロア(Dr.)は長い髪を揺らしながら淡々とビートを刻み、河西ゆりか(Ba.)は重心低いベースラインをなぞっていたが、

「みんな歌える?」

と塩塚が煽るとたちまち大合唱

まさかこんなにも解放的になるとは
昔はストイックにライブしていたイメージなのに

ブルーになるどころか、熱を帯びたようにオルタナロック色がより強まる「永遠のブルー」、2022年に聞いた際、シューゲイザーとJ-POPを調和させたサウンドスケープがあまりに素晴らしすぎて年間ベストソングTOP50にピックアップした「光るとき」と人気曲を続けるが、「光るとき」がリリースされた際はまだライブのガイドラインが発声すら出来なかった時
アニメタイアップ故に、盛り込んだかもしれないけど、

「何回だって言うよ、世界は美しいよ
君がそれを諦めないからだよ」
「この最悪な時代もきっと続かないでしょう」

を歌詞に入れられる羊文学は、「メンタル強いな…」と感心してしまった

それ以上に羊文学が今、こんなにも大衆に愛されるバンドになったという事実に驚きを隠せない
新作の「12 hugs〜」も素晴らしかった
オルタナ・シューゲイザー系のバンドが支持を集められることに感動しているものの、

「今週で私たちがエンディングをやっていた呪術廻戦も終わってしまいましたが、みんな私たちを忘れないでね(笑)」

と何故か不安がる塩塚
魔法でも使われない限り、忘れ去られることは無いだろうが、この前ふりは当然「more than words」
オルタナとJ-POPの融合が更に発達し、五条を思わせるフレーズなんかも世界観を意識して素晴らしい
けどなにより興奮するのは、

「転んで泥だらけも仕方ない
やめらんない (I get it now)
損得見てちゃ何も生まれない
まだまだ we can head to freedom」
「いつもただ瞬間に賭けてたい
言い訳はもういらない live only once
踊り出せミュージックは止まらない
何にも怖くないわ」

に合わせて、一気にシューゲイザー化すること
これを野外やアリーナで聞いたら魂が浄化されそうである

イントロがなった時点で大歓声が起こり、合唱もゴスペルのように広がっていた「1999」から最後は、よりとびきりの爆音で夜を超えさんとする「夜を越えて」
初めて見たのは2018年のJAPAN'S NEXT
あの時からアンサンブルは出来ていた
でもあまりにアンサンブルが強すぎて、塩塚の声が埋もれていた印象だった

それは2019年にまたJAPAN'S NEXTで見た時に改善されたが、更に4年経った現在
飛び道具なんてない
爆音で快楽を覚えさせるシューゲイザーの醍醐味を体感させるバンドに羊文学は大きく姿を変えた
踊り出せダンスミュージックは止まらない

セトリ
あいまいでいいよ
永遠のブルー
光るとき
more than words
1999
夜を越えて

・UNISON SQUARE GARDEN[EARTH STAGE](16:30〜)
正直、この日の面子が全て明らかになった際、「昔みたいにGALAXYのトリに回されるんじゃないか?」と自分は思った※一時ユニゾンはロッキンオンのフェスでセカンドステージへの出演が多かった
しかし「もうGALAXYには戻さんぞ」と言わんばかり、今年もEARTH
ライブハウスツアーで見たばかりなので、どんなセットリストで臨むのかも気になる所存

いつものようにイズミカワソラの「絵の具」をSEが流れるが、Zeppのように距離が近く、ぴあアリーナのように客席が近いわけではないので、客席からの歓声が起こったことでTKO(Dr.)が出てきたことを初めて認識できる
その後に田淵(Ba.)も姿を現し、斎藤(Vo. & Gt.)が客席にお辞儀をして、モニターにはバンドロゴが
ユニゾンはツアーでも特別な映像演出を使うわけではないが、Vaundyのようにモニターをロゴで埋め尽くさないだけまだ良い

そういう点に関心していると、始まりは「マジ!?」な「いけないfool logic」
ツアーでは中盤に演奏されていたが、CDJは初手
流石にこのような考えはないと思うが、ひょっとしたらYOASOBIが一時「夜に駆ける」を最初にしていたように、ユニゾンなりに配慮したかもしれない
まあユニゾンファンは、「今日ユニゾンはどんなカードを切るんだ?」と参加するフェスでも積極的に見るのでこれはしょうもない考察かもしれないが

そこからキメを連発し、田淵が不審者のような動きを取りながらグルーヴィなベースラインをなぞる「世界はファンシー」でステージを怪しく照らし、

「my fantastic guitar!!」

と斎藤が叫ぶと、歓声はワンマンよりも大きめ
こうしてギターソロに入る出演者は今回きっとユニゾンくらい
フジファブリックが出演していたなら、山内総一郎が「ギター俺!!」なんて自慢げに言うんだろうけど

更に同期で大きなコーラスが流れ、いつの間にTKOがヘッドフォンを着用しているのは「カオスが極まる」
ツアー程ではないがこのロケットスタート
自分が勝手に命名付けられたカオスゾーンの短縮版といっても差し支えない
ツアー同様、TKOは身を乗り出すように叩く場面もあったが、チャントのような同期に客席からの合唱も融合することになり、まさしくこれは「極まってしまった」状態
ユニゾンは余程のことがなければ、大きな会場は抑えない
極まった合唱を聞けるのは、フェスでユニゾンを見る楽しみの1つになりつつある

けれども勢いは収まることなく、「夜桜四重奏~ホシノウミ~」の主題歌だった「Kid, I like quartet」も続く
ステージを旋回する田淵は時折斎藤の近くにいったり、カメラを利用するかのように、ドヤ顔を映すことになり、斎藤による高速ラップも持っていかれてしまうが、TKOが4つ打ちを刻んで踊らせる「Invisible Sensation」では斎藤による

「生きて欲しい!!」

が力強く響く

ライブハウスツアーではこの「Invisible Sensation」がラスト
ワンマンですらユニゾンはMCを全く行わない
演奏以上の情報はほとんど無く、明瞭なライブが行うがこのフレーズの浸透度も相当高いだろう

そのうえでライブハウスツアーではまさかの演奏無しだった「シュガーソングとビターステップ」
EARTH STAGEは一瞬で強大なダンスフロアをしつつも、気になるのはBメロでやたらPPPHのリズムを刻み、「フー!!」といった合唱が起こるということ
この日の客層は少し特殊だったのだろうか
ワンマンはこのようなことまず無いので、呆気に取られていた

しかしそれ以上に呆気に取られたのは、

「あと2つ寝ると2024年。UNISON SQUARE GARDEN、結成20周年イヤーになります!」

と斎藤がMCをしたこと
今年1月〜3月にかけて行われたVINTAGE ROCKとのツーマン企画、cinema staffとのツーマンでMCをしていたとはいえ、フェスでは異例中の異例
だからこそ、会場もどよめていた

「全国に感謝を伝えに行きます!!」

という斎藤の言葉には、モードチェンジする示唆が明確に現れていたが、久々に演奏された「101回目のプロローグ」で心に残るのは、やっぱり

「君だけでいい 君だけでいいや こんな日を分かち合えるのは
きっと拙いイメージと でたらめな運命値でしか 描き表せないから
君だけでいい 君だけでいいや いたずらなプロローグを歌ってる
約束は小さくてもいいから よろしくね はじまりだよ」

斎藤にフォーカスさせるように、照明は斎藤の元に向かい、

「世界は七色になる!」

の場面でやっぱり照明は虹色になった
並びに、

「ごめん 全然聞いてなかった 大好きなメロディーがありすぎて
後悔はしてないから 知らないままで遊びに行こう
魔法が解けるその日まで」

はユニゾンのモードがシフトする
そんな印象を抱かせた

そしてラストはユニゾンがブレイクするきっかけとなった「オリオンをなぞる」だが、

「僕がいて あなたがいて それだけで 十分かな」

の通り、ユニゾンはあなたさえいればいい
それ以外特別なものはいらないのだ
だから、

「新未来を願う 空前絶後の
言葉がもし、もし紡げるなら 一緒に飛ばそうよ」

と来年は盛大にアニバーサリーを祝おう
そんな意味合いを感じ、去り際にTKOはハートマークを飛ばした

このレポを書いているのは言うまでもなく、年明け
年明け後に20周年の計画(「20回目のプロローグ」、「101回目のプロローグ」)が発表された
一部を書くと、

①発表済みのFC限定ツアー※全公演にイズミカワソラ帯同
②「Catcher In The Spy」のリバイバルツアー開催
③日本武道館3days

中でも武道館3daysのうち、後半2日はタイトルも不明
何が起こるのだろうか

20周年イヤーの2024年もそれ以降の2025年以降もユニゾンとの関係がココデオワルハズガナイノニ

セトリ
いけないfool logic
世界はファンシー
カオスが極まる
Kid, I like quartet
Invisible Sensation
シュガーソングとビターステップ
101回目のプロローグ
オリオンをなぞる

・My Hair is Bad[EARTH STAGE](17:35〜)
CDJ には2年ぶりの出演
昨年はこの前に出演したUNISON SQUARE GARDENとのツーマンの際、声が出ずに前日に出演キャンセル
生まれて初めて自身が原因でライブを飛ばし、ショックのあまり椎木(Vo. & Gt.)がタバコを辞めたMy Hair is Badがリベンジも兼ねてEARTH STAGEへ帰還

リハから何曲か演奏し、本番になって椎木達が戻ってくれると何故か筋肉をカメラに向けてアピールする山本(Ba.)(笑)
そんな笑撃オープニングからテレビでも度々オンエアされた「歓声を探して」を始めるが、ドラムのヤマジュン含め、3人のアンサンブルは普段に増して強い
去年出演できなかったことは山本やヤマジュンもショックだったのか
去年出演できなかった倍返しと言わんばかりのアンサンブル

「今年最後だぞ!!ドキドキしようぜ!!」

と椎木が煽るはもちろん「アフターアワー」
新年を迎えるまでこの頃30時間近く
いよいよ新しい年が近づきつつあるが、マイヘアは今年最後までドキドキさせようとしてくれる

しかし、椎木はやっぱり去年のことが心残り
思えば前年、マイヘアのキャンセルを受けてハルカミライがダブルヘッダー
いつもなら「ファイト!!」をやるところを「クリサンセマム」に変更したり、「世界を終わらせて」の前には「真赤」を口ずさんだりと、マイヘアへのリスペクトを見せ、椎木にエールを送っていたのは昨日のように覚えている
そうしてハルカミライに助けられたこと、ロッキンオン関係者に迷惑をかけてしまったことを謝りながら、

「今年の分と去年の分、返します!!」

と気合を入れ、

「何をするかは決まっているんだ」

とヤマジュンの跳ねるビートで参加者の手を挙げさせる「ドラマみたいだ」と続けてくが、

「」

をこれほど強く感じる瞬間が来るとは…
愛されるから求め、自身も愛するから求める
主催者とアーティスト、主催者と参加者の関係を歌ったようにと聞こえてくる

そのうえで

「ブラジャー〜」

のフレーズを椎木がじっくり歌い上げるのは「真赤」のさわり
ハルカミライの橋本学が去年歌い継ぎ、今年本家が歌っているものの、最後に

「好きだったけど。別れて良かっただろ!!」

と椎木が叫んでいたのは一体どうしたのだろう
「真赤」の終わりでこんな叫んだ記憶はないのだが

そんな椎木迫真の叫びから、浮き沈みの激しい「戦争を知らない大人たち」で今夜だけは眠れるように願うと、

「大丈夫だよ!絶対大丈夫だよ!!」

と肯定するように叫ぶ椎木
2023年がどうだったか客席に問いかけた上で、

「悔しいことも悲しいこと、恥ずかしいこと、嫌なこと、全部持っていけ!!」

とSUPER BEAVERの渋谷龍太のようにヒートアップしていくが、こうしてヒートアップするのは「フロムナウオン」の前兆

「得意なところで勝負すればいいんだよ!!」

と参加者に促し、いつものように即興の歌唱劇、言い換えるならば椎木劇場、またの名を再生不可能なドキュメントでどんどん言葉を発するが、

「俺はプロのミュージシャンじゃない!俺はマイヘアのプロ!!」

と言い出した時には最初、頭が固まった
どういうこと?と思ったから
その答えはすぐに、

「君は君のプロ!!」

と「変わりは誰もいない!!」というニワンスであり、

「新年になって神社になってお参りする際、願い事するだろ?それと同じ!大丈夫だよ!!」

と椎木の飛ばす言葉もどんどん鋭く
でも終盤になると、

「新しいものが増える。俺たちは古くなっていく」

と諸行無常の事実を突きつける
今はフルでフェスに参加できても身体の衰えは避けられない
やがてフルで参加できない日も訪れる
だからこそ、

「いつか今日のことを思い出してくれたら」

と願う

こんなインパクト抜群な「フロムナウオン」、簡単に忘れられないだろう

そしてもうすぐ2023年が終わるということで、山本のベースを土台にしたレアな「また来年になっても」が
2023年は個人的に最悪な年になってしまった
あれが原因で
でもなんとか年末のCDJには参加出来た
それがとても嬉しい

そのうえでマイヘア2023年の締めくくりは「告白」
昔BLUE ENCOUNTとのツーマンで見た際、バンバンダイバーが出ていたのが懐かしいが、「いつかは死ぬんだ」と分かっていてもその直前、

「ずっと 不安になるんだ
きっと 心配はないさ
ぜったい 終わりは来るんだ」

の大合唱

悲しみや憎しみ、苦しみ
全ての負の要素に終わりがあるから我々は生きるのを決して辞めてはならない

セトリ
SC①最愛の果て
SC②グッバイ・マイマリー
歓声を探して
アフターアワー
ドラマみたいだ
真赤
戦争を知らない大人たち
フロムナウオン
また来年になっても
告白

・Ivy to Fraudulent Game[COSMO STAGE](19:00〜)
前日は1組も取れなかった優先エリア
この日確保できたのは昨年のCDJのライブがあまりに感動的だったIvy to Fraudulent Game
前年が超満員だったこと、ムロフェスでは初日のトリだったこともあって、同じCOSMOでもトリ前というポジションを任せられるまでに

前年と同じくircleから仲道をサポートギターに迎えて、リハで近年の曲を連発してから時間になり、バンドロゴがモニターに映し登場すると、昨年リリースの傑作「Singin' Now」から「泪に歌えば」でスタートするが、以前よりもシューゲイザー寄りのサウンドは控えめになり、少しポップになったようにも覚える
でもカワイのベースはやはりゴリッゴリだし、大半の曲を手掛けるドラムの福島が作詞作曲しているから世界観は「Memento Mori」に近い
それにIvyは、昨年ギターが突然脱退する悲劇が起った
サポートの仲道含め全員で歌う

「不恰好で良いから気高くあろう
下手くそで良いから笑っていよう
弱虫でも良いから想っていよう
大切なことだけ見失わぬように
僕らは生かし生かされてる」

は、Ivy自身に歌われているかのようだ

寺口(Vo. & Gt.)がハンドマイクになる「革命」は去年、発声が禁止されていたが故に出来なかった

「飼い慣らせ不安をこの歌で
飼い虚栄に手を噛まれたって
掻き鳴らせ音楽をこの不安で
掻き消してしまえよ罵声も怒号も」

を参加者に歌わせるが、

「いらっしゃい!!」
「初めての人は覚えて帰って!!」

と途中で告げたのは、GALAXYに出演したChilli Beans.が終わってそのままCOSMOに流れ込む客が多かったから?

「疲れているでしょ?揺れてください」

と寺口を労うように始まった「WONDER LAND」でカワイはベースにカポを付ける変速奏法を行うが、「WONDERLAND」が収録されている「RE:BIRTH」はオルタナ色が非常に強い作品
そこからピックアップされるのはまさかの「WONDERLAND」とは

その直後、客はさらに増えたようで

「なんでみんな急に来てるの!?」

と驚く寺口
この時間裏はアリーナツアーを行っているSaucy Dogがライブ中
実際、寺口はそれを理解して

「大きいステージでライブやってるのに、見に来てくれてありがとう!!」

と感謝しきりだったが、どうやら最終的Ivyは入場規制がかかったとのこと
去年の悲劇からむしろ状況好転しないか?

しかし寺口がギターを背負い直した「オートクチュール」の最中に、寺口のギターどころかカワイのベースも音が鳴らない非常事態に
これを受けて、

「ギターいらね!!」

とギターを放棄する寺口はかつての尖っていた寺口(何度かこのブログで載せている2016年頃の寺口、詳しくは今年のMURO FESTIVAL初日のレポ参照影)がチラついたが、

「2人が何も出来ません!!(笑)」

とむしろ開き直っており、

寺口「しりとりしよう!!リンゴ!!」
客席「ゴリラ!!」
寺口「最高(笑)」

と客席まで寺口の開き直りに便乗し、

「ゴリラです(笑)」

とバンド名まで改名する寺口(笑)
原因は機材が同時にバーストしたようで、慌ててスタッフは機材交換していたが、メンバー紹介は仲道以外適当(笑)
寺口に至っては名乗りもしなかったが、基剤が回復して、

「俺達に出来ることはなんだ!?」

と問いかけたら、そりゃ音楽なわけで「青写真」でガンガン爆音を鳴らすのはある意味当然のこと
ライブ中のトラブルは演奏で取り返す

そんな中、寺口は

「今年も嫌なこといっぱいあった。声でなくなったり、咳が止まらなくなったり。去年も似たような事があった」

と今年を振り返るが、去年のCDJで

「苦しい1年だったけどこの瞬間で最高の1年になった」
「来る時に機材車の中で今年のこと思い出したら泣いちゃった」

とギターの脱退を振り返っていた
今年も途中でツアー延期をしていたし、全てが上手くいった1年ではないが、

「けど、こうして見てくれる人がいる。本当はもっと大きいステージ行きたいよな!」

と本音を叫んだし、1月のZepp Shinjuku公演はもうすぐソールドアウトすると嬉しそうに話していた
もしかしたら、来年COSMOではなく1つ上のステージに行けるかもしれない
3ステージならGALAXY、5ステージならASTRO ARENAは行ける可能性だってある
逆襲の機会は整いつつある

そして最後はやはり、

「生きる為生きていたってさ
いつかは死んでしまうから
あらゆる不安や畏怖の意味の無さに
笑ってみせて欲しい」
「いつかは死んでしまうなら
大した事など無いから
あらゆる不安や畏怖の意味の無さに
笑ってみせるがいい
想えいつかの死」

とバンドの死生観が出る「Memento Mori」

去り際、寺口は

「俺たちは君たちの青春になる!!」

と告げ、カワイと肩を組みながらステージを後に

1月のZepp Shinjuku公演は他のアーティストと被ってしまって参加出来ない
けれども「RE:BIRTH」は大傑作で後に掲載する年間ベストアルバム上位にランクインしてる
2022年から傑作を連発しているバンド
絶対報われなくては困る
EARTHだろうが、GALAXYだろうがサブステージなくなった時、自分は泣いてしまうかも

セトリ
SC①オーバーラン
SC②花火が鳴って
泪に歌えば
革命
WONDER LAND
オートクチュール
青写真
Memento Mori

・クリープハイプ[EARTH STAGE](19:45〜)
3日目のEARTH STAGEのトリはクリープハイプ
出演者が全て明らかになった時点でSaucy Dogかクリープの予想だったが、やはりクリープがトリを担うことに

普段ならリハでクリープは何曲もやっている印象
なので「大丈夫」以外もやっているのではと思ったら「大丈夫」のみ
それは少し意外

いざ本番になるとモニターは真っ暗なまま
歓声で尾崎(Vo. & Gt.)が登場したことは明らかになるものの、

「十年前に初めてこのステージに出演して、初めてトリを務めさせていただきます」

と初めてEARTHに立ったのが10年前
それから時間をかけて遂にトリを任せられる日がやってきたようだ
なのに、

「ブラジャー〜」

のMy Hair is Badの「真赤」を勝手に歌い出す自由っぷり(笑)
けどこれはフリ

「愛とヘイト バイト」

と聞き覚えのあるあのフレーズを歌いだし、長谷川(Ba.)がシンセベースを弾く「ナイトオンザプラネット」が始まると、左右のモニターに映像がモノクロになって映る
ロッキンオンのフェスでこんなに演出に力が入ったクリープを見るのはこれが初だろう

あの不穏なイントロに会場が大きく沸くのは「キケンナアソビ」
2021年からクリープのフェスセトリは大きく変わり、最初は戸惑ったけど今や「キケンナアソビ」の歓声は「待ってました!!」な嬉しい歓声
もちろんこの日も尾崎は音源では規制がかかっている

「危○日だってやるよ」

を口にして大歓声
「愛す」のカップリングだったのに、今や「キケンナアソビ」の方が知られている状況になるとは…

「流行り廃りがあって色んなバンドが出たり出なくなったりする中で10年、このフェスに出演させてくれて見てくれたことを感謝してる」

とシーンのトレンドによって、出演者が入れ替わる中、フェスに出させてくれたことに感謝する尾崎
「珍しく素直だな〜」と違和感を覚えたが、

「もう40になるし、感謝はちゃんとしないと(笑)」

と自分の違和感は勘違いじゃなかった模様
なにせ一時期セトリが変わらなすぎて、自虐ネタにした後、毒を吐いた尾崎だから

しかし急に、素直なキャラになったことを装ったことで神が罰を与えたのか、曲順を間違えそうになり、コロナ禍以降に定番となった長谷川ボーカルの「月の逆襲」で小川(Gt.)は前の方に出まくり
突然キャラ変を行おうにも、そう簡単には許されないということか

「季節外れの曲やります」

と尾崎が間違えてやろうとした曲は「ラブホテル」
冬なのに、

「夏のせい」

は違和感あるも、唐突に尾崎が

「エロ本〜」

とトーンを伸ばすと、

「さっきエゴサーチしたら、「明日あるから帰ろう」って…。わざわざ呟くなよ(笑)。モチベーション下がるじゃん(笑)。」

と案の定、愚痴り出す尾崎
むしろ「なんで毎回毎回ネガティブツイート見つけるの!?」とそちらの方が気になるが、

「ちゃんと家に帰るのも大事だけどね。…最後まで残ってくれてありがとうございます。電車の倍以上は揺らします」

とフォローしたあと、客席は揺れまくり
電車の何百倍以上も揺れまくった

長谷川のベースソロを皮切りに、小川のカッティングリフが気持ち良い上にBメロでPPPHが起こり、またもEARTHを「イト」で揺らすと、尾崎による前ふりから恒例の「HE IS MINE」はモニターにノイズが走りまくり
でも今回の「HE IS MINE」はここ2年の「HE IS MINE」と違う
なにせコロナ禍以降、CDJで合唱できるのは今回が初だから
発声禁止のフェスで迎える「セックス」コールは、あまりに寡黙で苦しかった
その苦しみが爆発するように迎える「セックス」コールは3日間で最大の合唱
あまりにでかすぎて、天井を突き破ってもおかしくない破壊力だった

更に小泉(Dr.)がパワフルにドラミングする「社会の窓と同じ構成」、

「幸せになる確率10%以下」

で曲を止めると、

「総理大臣は大変だよな、「増税クソメガネ」とか言われて(場内大爆笑)。バンドマンで良かった(笑)」

と例の総理(最近は増税どころか「脱税クソメガネ」と言われてる。とっとと、総辞職から解答。逮捕されて政権交代して欲しい)すらネタにし、自身の職業に安堵する尾崎

「幸せになる確率100%に上げます!!」

と宣言してより歓声を浴び、少し間をおいてからは「栞」で小川の強烈なリフが炸裂
まだ桜散る季節ではない
でもお別れの時間は確かに近づいている

しかし喋ろうとしても何も喋れないが故、「イノチミジカシコイセヨオトメ」を始めるとチューニングが明らかに変だ
なぜなら普段とギターのメロが違うから
城内はざわつくことは無かったものの、自分の違和感は間違いではなかったようで、尾崎はここで喉をからしてしまった
だからチューニングが少し異なったのだ

そのため尾崎は謝っていたし、悔しそうだった
なにせブレイク当初はハイトーンボイスをネタにされ、ベストアルバムリリースを強行したビクターに反発するようにレーベル移動
一時はビクターを痛烈に皮肉る曲をライブでやったことさえある
時には週刊誌にスクープされたり、小説家としては成功しても、「音楽で評価されたい」とニアリーイコールなことを口にしたことがある
そんな激動を歩んできて去年のJAPAN JAMでようやくロッキンオン主催フェスで初のトリ(ぴあフェスやVIVA LA ROCKはその前にトリを託された事がある)
今回、満を持してトリを託されたのに、この失態
悔しがるのはよく分かる
でも、

「テレビにも出ないし、口から音源とか言われたこともないけど、これだけの人が見てくれた」

とGALAXYでライブしていたHEY-SMITHがガラガラだったと報告があるのも納得な超満員
時間はかかったけど、クリープハイプがトリを託されるのも納得な存在になった
たくさんの愛を受けるバンドになれたのだ

そんなクリープが最後に演奏したのは、バンド屈指の名バラードである「二十九、三十」
「居場所はない」は過去の話
クリープは完全に報われた
圧巻なステージだった

でも尾崎はこのハプニングを引きずるかもしれない
だから来年もトリを任せて欲しい
リベンジの機会を設けてほしいのだ
やりきって終えるクリープを見たいから
年末まで1年近くあるけど、どうせ気がつけばあっという間に年末だ
すぐに来る年末に向けて前に進め 前に進め 不規則な生活リズムで

セトリ
SC.大丈夫
ナイトオンザプラネット
キケンナアソビ
月の逆襲
ラブホテル
イト
HE IS MINE
社会の窓と同じ構成
イノチミジカシコイセヨオトメ
二十九、三十




※CDJ23/24、2日目のレポ↓