恐らく「これ年内に終わらないだろ」と察している方も多いだろう今年の年間ベストソング
これには少し理由がありまして、間に合ってないのは事実
でももう1つ理由があります
それは後日お伝えします
では今回は70-61 
どうぞ!!

70.Phoenix/ sumika 

秋のライブハウスツアーが始まる前、突然この曲が配信されて驚いたファンも多いだろう
発声が解禁されたことにより、発声出来る喜びをこの「Phoenix」で表現する
その予定だったが、片岡のパーフォーマンスが不安定になってしまい、ライブハウスツアーはホール・アリーナツアーの後になってしまった
恐らく来年、ホールツアーから「Phoenix」は再び羽ばたく
片岡は無事に戻ってこれるのだろうか
69.呼吸のように/Vaundy 

アルバムのリリース直前、最後に配信された先行楽曲がこれだったが、前半は鍵盤とVaundyの声のみ
まるで弾き語りを聞いているような印象が後半になると急変貌
初めて聞いたときのインパクトは凄かった
そしてあの最強のポップが君臨する…
68.勇者/YOASOBI 

今年のシーンの顔といえばYOASOBI、きっとあの曲のイメージが強いだろうが、この「勇者」の存在も忘れてはならない
2つの視点を行き来するかのように曲調が変わるのは物語を意識してだろうけど、棲み分けがよく出来ていて「すげえ…」と思ってしまった
ちなみに当ブログでは、「アイドル」はまさかの105位
圏外となってしまった…
67.怪獣のサイズ/back number 


以前なら小林武史という名前を聞いただけで多くの人は拒絶反応が出たり、鳥肌が立つ
それくらいコバタケは、音楽ファンにとって好き嫌い別れる存在だつたのは昔の話
コバタケであっても、back numberは自分たちの持ち味を出せており、コバタケが介入したのは壮大な鍵盤くらい切ないのにモータウンビートで踊らせるように仕向けるのはイオリの手腕発揮と行ったところだろうか
ちなみに自分、ロッキンで披露された際は怪獣がゲストで登場すると思っていた
流石にそんなサプライズあるわけ無いか
66.246/ストレイテナー 

デビュー20周年
輝かしい年を迎えたテナーが今年リリースした曲は過去の曲をモチーフにした曲が多く、モチーフはOJが初めて参加したアルバム「Nexus」の同名曲
以前のように、荒々しいオルタナサウンドは無いけど、バッキバキなひなっちのベースに、シューゲイジーなOJのギターは今も変わってない
ここに記されたのはホリエのこれまでと今
そしてもう1曲は…
65.Relay〜杜の詩〜/サザンオールスターズ 

今年、教授こと坂本龍一が亡くなった
彼は素晴らしいミュージシャンであると同時に、社会問題に警醒を上げる人物
そんな彼が特に気にしていたのが、神宮外苑の再開発問題
このレビューが掲載されている今も、強行しようとする力が働きつつあるが、そこにサザンが待ったをかけた
元々サザンは社会風刺ソングが多く、桑田が声を上げることになんの違和感もない
なのにマスメディアは、この問題提起ソングのオンエア禁止令が出るという噂があったとか
禁止すべきは意味のない某首相の記者会見である
というか、来年首相でいられるの?
あの政党、自殺行為しか繰り返してない気がするんですが
64.クジラのステージ/ Cocco 

サブスクが普及した現在、Coccoが新曲を発表するケースは大きく増えたが決して明るいというわけではない
スケールの大きいサウンドスケープでも、「生きること」がリアリティを持って描かれているのだから
でも我々はもともと生かされている身
いつかは辛い人生も終われる日が来る
そう伝えたいのではないだろうか?
ちなみにこれ書いている最中、WBSが始まったらCoccoのインタビューがあると聞いて驚いていた
63.追いかけて/Ivy to Fraudulent Game

衝撃のメンバー脱退から1年
それはあまりに悲しい喪失だったが、バンドを乗り越え、多くの人からの愛をより受け入れるようになった
だからこそ歌詞は前向きで原点も忘れようとしない
なおかつシューゲイザーパートはエンジンを加速するかのようだ
こんないい曲出された以上、CDJでも見る予定です!!
62.TIME./マカロニえんぴつ

近年のマカロニえんぴつは至る曲にタイアップがつく
これが収録された「Wheel Of Life」も半分近くがタイアップだったが、タイアップもなくセルフカバーだった「TIME.」がアルバムにも収録され、アリーナツアーでも演奏されるなんて流石に予想しなかった
なにせはっとりがNHKのドキュメンタリーを元に作詞した反戦歌である
アンサンブルも明るいものではなく、考えさせられるもの
世界情勢がもろに影響したのではないだろうか
今後フェスで「TIME.」が影響された場合、それははっとり、並びにマカえんの反戦の現れになるだろう
そしてピックアップされたもう1曲はあまりに重い…
61.W●RK/millennium parade/椎名林檎

今年もシーンでは色んなコラボ曲が生まれ、多くのリスナーを喜ばせてきた
そうしたコラボ曲もいくつか選ばれているが常田大希率いるmillennium paradeと椎名林檎のコラボなんて反則級だろう
しかも常田が作曲したダークなヒップポップ調子のトラックの上で椎名が常田と歌唱しているのである
「地獄楽」制作サイド、反則過ぎるだろ
なおこのトラック、一部がKing Gnuの曲に流用されるが、更にこれを超えるコラボが生まれるなんて思いもしない
次回は60-51です