今年ももうすぐ終わり
ということで年間ベストソング企画始動です
集計期間は2022年12月〜2023年11月
まずは100-91です

100.キタカゼ/SIX LOUNGE 

去年ソニーに移籍した以上、いつかは来ると思っていたアニメタイアップ
それもヒロアカタイアップなんて、いきなりとんでもないものがやってきた
でもSIX LOUNGEはほとんど変わってない
いつものロックンロールをそのまま世間に届けた
それもユウモリのエゴもしっかり出して
しかもこの「キタカゼ」、SIX LOUNGEに明らかに大きな追い風をもたらすことになる
99.蒲公英/幾田りら

今年のシーンを語る上でYOASOBIの存在は絶対に欠かせてはならないが、Ikuraこと幾田りらのソロもスルーしてはならない
YOASOBIのIkuraと違って、ソロは、幾田のルーツであるフォークソングや歌謡曲が中心
だから自然に優しさや願い、幾田の本心はこちらに出やすくなるのである
YOASOBIの活動は更に活発になるだろうけど、ソロの存在も忘れてはならない
98.燈火/亜咲花

「サマータイムレンダ」というと、あまりにもマカロニえんぴつの「星が泳ぐ」がハマりすぎて、後期OPの「夏夢ノイジー」は正統評価されてない印象
そのため亜咲花が少し可愛そうな気がしたが、こちらはどうだろう
ノイジーなギターに力強い亜咲花の歌声
「良いじゃんこれ」、そう思ってくださる方が多いのではないだろうか?
曲も歌声も良いし、更に評価されることを自分は願っている

97.歌えニッポンの空/サザンオールスターズ

今年リリースされた新曲たちの中で、これが世間が抱くサザンのイメージに最も近い
つまりは最も大衆に寄り添ったということだけど、普遍的なポップじゃなくてニューウェーブ寄り
まだサザンは進化できることをここで示した
ちなみにサザンが今年リリースした楽曲は全てランクインしています
96.燈/崎山蒼志

天才として崎山の名前は以前から聞いていたものの、彼の曲を聞くのはこれが初めてだった
しかしタイアップはあの「呪術廻戦」である
曲そのものが特級呪物に取り憑かれたかのように、ある人物の心情を代弁してしまった
何故か彼が紅白に呼ばれることはなかったが、これで崎山のアルバムに触れるきっかけとなった人は多いはず
これが彼の分岐点になりますように
95.儚くない/SUPER BEAVER

赤坂BLITZで初めてワンマンを見て以降、毎年ワンマンを見ていたSUPER BEAVERのワンマンに今年は参加できなかった
来年武道館でライブを見れるとはいえ、あまりに遠い存在となり、FC加入も検討するようになってきたが、たくさんのあなたに愛されるが故に抱いた気持ちはここに綴られた
愛される相手が多くなる分、別れるのは怖い
でもそれを「儚くない」と言い切れるのがビーバーの強み
前を見てられいるから、現実と向き合わせるための曲がどんどん生まれるのだろう
もちろん、残りの2曲もこのあとしっかり触れます
94.ジャスミン/molly

サブスク全盛の現代、有名無名問わず色んなアーティストを聞ける素晴らしい時代になったと思うが、今年もやっぱり「誰だこれ」枠はある
その筆頭は名古屋から生まれたこのスリーピースバンドmolly
キャッチーなリフと共に踊りたくなるような曲だけど、中身はマイノリティに寄り添ったとても優しい曲
3月に聞いて「これは!?」となったのを今でも覚えている
Spotifyの月間ユーザーは1000弱
AWAに至っては、お気に入り登録はわずか51
しかしこの才能を埋もれさせる訳には行かないので、皆さんの手でぜひ拡散を
なおAmazon MUSICは配信すらしてません
なにやっとんねん
93.60W/リーガルリリー

タイトルを聞くと大半の人間は電気のことを思い浮かべる
それは決して間違えたことではない
けれどもそこから生死を連想させるオルタナティブロックを編みだすのが、リーガルリリーの凄さ
鬼才たかはしほのかの真骨頂である
配信ライブも含め、ここ最近あまりライブを見れてないので凄さを生で体感できてないが、1度ライブを喰らえばまた「うお!?」となるのでは?
さらなる評価を望む
92.アイラブ/ヤユヨ

人によっては聞き覚えのあるメロやコードかもしれない
けど鍵盤を加えることでありふれたギターロックから脱却
ヤユヨだけのオリジナリティが生まれている
思えば昨年のロッキン、出遅れてまともに見れず、1度もライブを見ずにスリーピースに移行した
マカロニえんぴつのライブにリコが参加したが大きな経験になると信じたい
91.Living My Life/millet

壮大なアンサンブルもmiletの歌声も歌詞も全てはあなたを肯定するためのもの
MAN WITH A MISSIONとコラボしたことで、更に知名度を高めたけどmilet単独の曲もやはりいい
いや、当然というべきか
miletは生で歌声を聞くと聞かないでは、あまりに差がありすぎる
タイミングがあったら是非ともライブを見るべき

次は90-81です