BRADIOに続いて今度はSuchmos
アルバムレビューでは気付かなかったある事実に気付きました

VOLT-AGE/Suchmos ★★★★
今年のNHKサッカーW杯のテーマソングとしてオンエアーされまくっていたので、知らない方はいないでしょう
現在のSuchmosの代表曲は2人に1人がこの曲と答えるのではないでしょうか
ボーカルのYONCEはサッカー好きとして知られているため、サッカーを連想させるフレーズが曲中に幾つも(「Chanting now」や「On the pitch」、「You'll never walk alone」などがそう)
そんな歌詞に「血を流さぬように」というメッセージを入れているのもポイント
ただ、熱狂させるだけではなく反戦のメッセージも盛り込んでいるのです
ここって実際にオンエアーされたのかな?
そしてこの曲、奥が深い
大半の曲はギターのメロディーを中心にリズム隊が土台となるのですが、この曲は重心低めのベースが中心
それをギター(エッジの効いた部分も見せつつとろけるようなメロディーまで)や鍵盤がアシストしているのです
更にドラムはサビで手数を減らすという…
こんな手法があるのかと驚かされました
しかしこの曲、長い…
個別感想書くときはじっくり聞き込むのですがその時に初めてこの曲が7分もあることに気付きました(笑)
もう少し短くできなかったのか…

VOLT-AGEVOLT-AGE
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FRUITS/Suchmos ★★★★★
テンポがゆったりとしたレゲエテイストの1曲
「VOLT-AGE」はベースが中心となっていましたが、こちらは鍵盤が中心
それも面白いのは後半からメロディアスになっていくこと
前半はベースは休符を使いつつ、ドラムも手数を抑えて叩いているのですが、後半からエイトビートになり、ベースもメロディアスに
1曲のなかにこうしたギミックを入れているのはじっくり聞いてみるまで気がつきませんでした
一方でこの曲は両親への感謝を歌う歌でもある
自分へ愛情を注ぎつつ、守ってくれた両親
その支えがあるから孤独に耐えられ、向き合える
そんな感動的な歌なのです
しかしながら気になるのは、「見えないものを見せ合う人々」というフレーズ
これはフェイクニュースを指しているのでしょうか…?

FRUITSFRUITS
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この記事の編集で仕事の休憩時間なくなりました(笑)